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パーマネント・キープ・クロニクル | 1-7

Permanent keep chronicle | 永久保存年代史
当時の大学紛争が、私の潜在するDNAを覚醒させ人生を微妙に変化させた。

文科系大学受験はした!合格もした!しかし入学はしなかった?!
そして進路変更し、普通科の高校だったが美術学校へ通いだした。

10代後半に、芸術・デザイン・モダン・シンプル・機能・・・・・・視覚伝達論・人間工学・平面構成・色彩学・図学・材料学等々、全教科から異種概念がまさに洪水の如く一気に知識流入して来た、それまでの学科と大きく違うけれども、その事自体何だかとても嬉しくワクワクしたのである。

其のお蔭も在って?!数年後には技術的には未熟でも、脳内イメージは一流デザイナーになったつもりだったのであろう。世に在る「 旬で綺麗なモノ : 斬新さ 」には敏感に反応するようになっていた。

表題経緯は多分そんな処だと思うが、或る時銀座の伊東屋さんで『 ニューヨーク近代美術館永久展示保存 』と云う、聞き慣れない「 接頭語付き舶来モノ!」の文房具を目にした。
「 何と心地よい響きなんだろう!」とそのステーショナリーからは感じ、身体の五感注意信号を喚起点滅させながら、直ぐに興味と欲求が湧き上がり脳内記憶装置は可動し始めた。

ところがそのトキは、興味と欲求と記憶のみで購入までには至らなかった、新人社会人の財務状況?では羨望するしかなかったからだ。
しかしながら、勿論その後入手する事になる、渡欧機会`75が在り第一希望として現地で購入($=290円)した。

全身で感反応したその極めて斬新だった「 モノ 」、それがこのイタリア製万年筆「 アウロラ・アスティル | Hastil AURORA 」であった。
      hastil_aurora2.jpg
       hastil_aurora1.jpg
この一件でMoMA Permanent Keep Collection との初回ゴアイサツ?!を済ませ、33年前からスタートした私のコレクション年代史は、現在も継続中。
因みにMoMAとは、The Museum of Modern Art:近代美術館(N/Y)の略称である、そしてイタリア製にも拘らず Hastil はフランス語っぽいのだが、不明な為ご存知の方在ればご教授願いたい。

今も大切に使用しているHastil AURORA 、日本での店頭入手価格は現時点で定価¥42.000-( 税込 )だそうだ。下記は購入時ケース、コレも中々捨て難かったので33年間!保存していた。
                 ケースを閉じた常態
       hastil_case1.jpg

        オープンすると万年筆がカチッと収納されている。
       astil_case3.jpg

     ケース内にインクカートリッジ( スポイト用 &使い捨て用 )
       hastil_case2.jpg




また私はキープしてないが、テッシー | Thesi AURORA と云うボールペンも同様に永久保存されている。因みに店頭価格は定価¥26.250-( 税込 )

       thesi_aurora.jpg


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14:28 : デザイントラックバック(0)  コメント(0)

パーマネント・キープ・クロニクル | 2-7

Permanent keep chronicle | 永久保存年代史
最近のデザイナーズマンション等の話ではない、少し年代を遡る事となる。

日本のウサギ小屋( 既に死語かもしれないが )では、欧米化されたソファやテーブル等は、憧憬も在ったが不釣合いに大き過ぎて使い難い。

また和風生活においては、起床後布団をたたみ押入れに収め、立掛けて在る「 ちゃぶ台 」を組み立てる。瞬時に、寝室からダイニングへのルームシェアを行える、夜は再びその逆をする。

狭い日本の国土に見合ったすばらしい機能を、部屋及び家具として持ち合わせていたものだと感心する。

しかし、世代と共に暮らしぶりは変化するべく、徐々にだが「 欧米化!」が進み和洋折衷のモダンな!?洋風生活提案が、分譲住宅・賃貸アパート・住宅公団等のパンフレットでされる様になって来た。
ところが、その洋間の「 小間割り:部屋 」は昔のままの設えであり、洋風家具を据えると狭苦しさは否めない、やはりウサギ小屋のままだったのである。

そのような折、日本人家具デザイナーの椅子がMoMA に永久展示保存された、と云うトピックスを雑誌で読んだ。
私が新米デザイナーの頃だったので、良く記憶しているしとても興味を持った。その栄誉に輝いた家具が「 ニーチェア | NY chair`X 」である、`70年に発売され1974年の受賞だった。

作者は、日本インテリアデザイン界草莽の氏、徳島県在住デザイナー新居 猛 | Nii Takeshi 氏である、しかしながら、業界にとっては非常に残念な事に昨年`07永眠(享年88歳)されてしまった。

生前残された言葉がある、「 心地よく、丈夫で、とことん安く。いわばカレーライスのような椅子をつくりたかった 」との事だそうだ。
          SEATING                  FOLDING
  ny_chair1.jpg   ny_chair2a.jpg

さて私が社会人になった折、親の名義を継承した賃貸住宅に住んで居た。
生活用品のうち家具においては、上記「 和風シェアリング 」の良さを、取り入れられるモノはないかと思い、銀座松屋デパート内Gマーク・ファニチャーコーナーへ足を運んだ。

そこに偶然ソレは在った、しかも私の思いを表現して余り在るものであったのだ。

何よりも「 ちゃぶ台 」の如く、コンパクトに「 折りたたみ | Folding 」 が出来る事、一寸した隙間が在れば収納出来て、その上デザインが斬新であり・座り心地も快適、オマケに割安感も在ったように記憶している。

一目ぼれなので、購入せざるを得ない状況となってしまったのは仕方がない、価格は当時給料の1/10程度で¥7.700-/1、それを2脚も!購入してしまった。そしてニーチェア`X の現在価格は、定価¥24.150-。

そのカレーライス!?のような椅子は、購入してから数度キャンバス地を取り替えた、しかし30数年後の現在も、ご覧の様にオットマン | Ottoman と共に部屋に鎮座している。
寒冷期はキャンバス生地のみだと寒々しい為、私はムートンを敷く、座り心地が多少変化するが寒々しさは消えてカンファタブルである。


              ny_chair3.jpg

13:21 : デザイントラックバック(0)  コメント(0)

パーマネント・キープ・クロニクル | 3-7

Permanent keep chronicle | 永久保存年代史

イタリアンデザインのファンは世界中に多く、私もその内の一人だ。

ITALY旅行された方ならばお分かりだと思う。
あらゆる場所で、鉱物資源から創造された古代ローマ遺跡が点在し、その歴史延長線上と地質・物理学的な上層に現在の都市や街は存在している。

まるで我国の国策国有林:スギ材の如く産出されるのだろうか、建築物大理石は溢れる様に使用され、日本家屋と比較するとその街並みのヒューマンスケールや風合いが、大きく違う事に気付かせられる。

その様な国土においては、立体を意識しながら生活し育まれる人々の絶対数に、違いが出てくるのかも知れない。したがって、その地でデザイナー志す若者は、立体的審美眼持ち合わせた「 その絶対数!?」の人々に、自然と鍛えられながらアシスタント時代を過ごす事になる。

コレが良い結果を生む・・・と独断・偏見・勘違い・・・何でも良いのだが、私は勝手にそう思っているが如何だろうか?

そして鍛えられ成長したデザイナー達は、「 新/旧・硬/柔・自然/人工 」等のコントラストを、上手に遣いこなす手練れ者が多く、何処でもどんなモノにでも貪欲なデザイン的興味を表現し、良質な作品を世界中に存在させている。
そういえば、美術学生時代に「 口紅から機関車まで 」なんて書物、読んだ事思い出した。

イタリアのキッチンウェアメーカー、アレッシー社:Alessi の「 エスプレッソ・コーヒーマシン 」は、そんな社会環境だから生まれたのか?ステンレス鏡面に仕上げられ、とても美しいデザイン施された生活雑貨なのだ。デザイナーはリチャード・サパー氏 | Richard Sapper/Mr,

          1978年に受賞しMoMA 永久展示保存品となった。
 alessi_coffee_maker2.jpgalessi_coffee_maker1.jpg



さて我が家のコーヒー沸かし器も、このアレッシー社のモノを数十年愛用しているが、現在でも美味しいエスプレッソを香り高く抽出してくれている。

エスプレッソ・マシンは、西部開拓時代発達したパーコレーター | Percolator とは違って、コーヒー粉の湯水再加熱がない為、濁り・香り飛び等はなく、大味なアメリカン・コーヒーも嫌いではないが、ソレとは随分とコクの違うモーニング・ブレイクを味わえる。

  my_alessi1.jpg  my_alessi2.jpg


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パーマネント・キープ・クロニクル | 4-7

Permanent keep chronicle | 永久保存年代史

今回は`MoMA`永久保存版ではない・・・・・!?

「 Z ライト 」と言われて、この単語を理解出来ない日本人の方々は、恐らく少ないのではないかと思う?
机上でこのライティングと共に、学生時代を過ごされた方も多いだろう。だがコノ英単語を、海外でどんなに素晴らしい「ネイティブ | Native 」発音しても、伝わらないのをご存知だろうか?

Z ライト 」は山田照明株式会社の商標登録であり、いくつかの特許を取って1954( 昭和29 )年に発売したのが、「 山田式Z型作業スタンド | 型番ABC NO.3000 」だった。
abc_no3000.jpg  z_poster.jpg
しかし発売に至る経緯では、研究開発段階において海外視察・取寄せ研究等、Zライト誕生まで「 ソノ研究対象 」となったオリジナル照明器具が在ったのだ、その事は余り知られていない。


Design by Jac JACOBSEN
1934( 昭和9 )年、ノルウェー・オスロ市に「 ヤコブセン社 」は創立された。

創始者Jac Jacobsen氏は会社設立後、1937( 昭和12 )年に自動車サスペンションやクレーンからヒントを得た、アームライト | Arm-light の原型となる照明器具をデザインし発売した、ソレは開発名そのまま「 L-1 」と命名される。

L`の語源となったのは勿論「 Lighting 」だが、ラテン語の「 LUXO | ラクソ 」のイニシャルでもあり`I give light`を意味する、ブランド名でも在った。
     L-1 ( LUXO-S2334w )          ( LUXO-S2338w )
luxo_s2334W.jpgluxo_s2338w.jpg

その後LUXO は単なるブランド名から会社名となり、ヘッドオフィスをオスロに据え世界各地に支社を持ち、1937年発売された「 アームライト原型そのまま 」に、ベスト&ロングセラーを続けている。
「 アームライト | Arm-light 」又は、「 タスクライト | Task-light 」 と呼称された、「 ラクソ 」というブランドがスカンジナビアから世界中に広まり、そのシンプルなデザインと機能は今もなお世界中で愛用されている。


ところで我が家においても、根元にLUXOのシールが付いた「 MY`永久保存版アームライト!?」を使用している。アームとシェードのジョイント部ディテールに、作者のツッパッタ意気込みを感じたのである、購入した動機はそんなところだった様に記憶する。

勿論、贋物だとは思っていないのだが、形状を詳細に比較してゆくと、ディテールに相違在る事に気付かせられる。

そして、山田照明カタログ内にも「 近似する製品 」見つけ、さては・・・・・・・?と多少乾いた涼気感を、心ならずも抱いてしまったのだ。
購入時の事は、既に記憶では追いつけない道程なので、この器具の国籍や戸籍は残念だが、照明だけに!今のところ不明( 明るくない!?)なのである。

      my_luxo_armlight.jpg IMG_0008.jpg IMG_0009.jpg

         luxo-logo.gif        luxo_logo.jpg
          (C)LUXO 2008         根元シール?!        


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お遊び! / オーガニック

Just playing! | Organic

普段何気なく使用している 「 カタカナ舶来用語 」、以前より数多く存在している状況、よくご存知の事と思う。またソノ用語を英語圏方々へ使用時、意味伝え難くお困りになったご経験お持ちの方、在るのではないだろうか?

地球温暖化(CO²)問題以降始まったエコロジー関心度、今やグローバル化し我が国においても、具体的影響力出始め一般認知されてきている。
その様な時流の中で、「 オーガニック | Organic | 有機体 」 と云う用語も、頻度多く登場するが冒頭へ相当するカタカナなのではないだろうか?恐らく海外でこの形容詞のみ発しても、エコロジー関連語として理解されないであろう。

さて、デザイン業界へ視点移せば、どちらかと云うとカタカナ使用頻度、多発地帯でも在り、「 エコロジー」 勿論例外ではないし、最近業界において 『 オーガニック・デザイン 』 なる用語、雑誌等含めマスコミ頻度多くなって来ている。
ところがコノ用語、英語圏のみならず国内的にも、意味する処全く曖昧なのではないだろうか?

不詳翻訳させて頂くと、日本人設計者及びデザイナー達の使用語彙は、産業化学製品対極に在る生態系、その範疇 『 有機体の・組織的な・固有の・生来の 』 等の形容から触発されたデザイン | 設計、とでも云ったら良いのであろう。

そこで、前段から詭弁的論法労したが、今回はチョットした 「 遊び 」 通してオーガニック・デザインの意味、多少シュミレーションして見たい。



イトノコ遊び | Jigsaw puzzle
下図 A.B.C.は、或る形態を糸鋸(イトノコ)使う如く等分裁断し、断片少しづつ移動させる事により、全く新しいフォルムが生成されて来る処、三つのシーン展開で見られるのです。
左から右へ、1~3の順番で視線移動させるに従って、形態変化が起こる場面お判りになるであろうし、それぞれフォルムの面白さも楽しめますよ。

A.正円をS字裁断にて八等分割する。
         1              2               3
  1a-design form_8  1b_8.jpg  1c_8.jpg

1.正円を、緩い同じS字で八等分します。

2.八等分割された断片を、一つづつ少しだけずらします。
 ホールが小さい内は、今一つ面白さが感じられません、具体的な何かのカタチに
 見えない事が、原因なのでしょうか?

3.その状態から、真中のホールを多少広げる感じで、大きくずらしてゆきます。
 今度は見えてきました!
 地球上存在(有機質)する何か?・・・或いは銀河系シンボル?・・・それ以外の
 何か?・・・皆さんは何に見えますでしょうか?



B.正円をS字裁断にて八等分割する、八等分円弧部を鈍角カットする。
         1              2               3
  2a-design form_8  2b_8.jpg  2c_8.jpg

1.正円を、緩い同じS字で八等分し、各断片円弧部を同じ鈍角カットしておく。

2.八等分割された断片を、一つづつ少しだけずらします。
 こちらの方は、ホール小さくても何か?自然物(有機質)のカタチに見えます。
 円弧部分をカットしただけでも、随分違って見えますよね。
 
3.その状態から、真中のホールを多少広げる感じで、大きくずらしてゆきます。
 A.3 と近似した何か自然物?の印象を、感じる事出来ます。

 

C.正円をS字裁断にて五等分割する、五等分円弧部を緩い鈍角カットする。
         1               2               3
  3a-design form_6   3b_6.jpg   3c_6.jpg

1.正円をS字裁断にて五等分割する、五等分円弧部を緩い鈍角カットする。

2.五等分割された断片を、一つづつ少しだけずらします。
 こちらも A.2 同様余り面白さ感じません、円弧カット部へ多少鋭角度を付ける
 と、良いのかも知れませんね。

3.その状態から、真中のホールを多少広げる感じで、大きくずらしてゆきます。
 五等分割になると、A.3 と B.3 との比較では微妙な差の中にも、何となくフォル
 ム・ニュアンス相違存在し、やはり自然物(有機質)の何か?感じます。



実はこのパラダイム | Paradigm、
スポーツ・スタジアムやドーム等、円形屋根の天蓋開閉時フォルムを、机上アナログ用いスタディ & シュミレーションした、モデリングなのである。
また多少ニュアンス違うが、ロゴ・マーク等の初期デザイン・プラン作成時、グラフィック・デザイナー等が良く利用した、昔からの手法でも在った。

この様な 「 お遊び 」 から恐縮だけども、大変大袈裟な結論導き出せる。上記掲載した 「 3シーン変移図 」 は、或る事を証明しているのです。
今度は 「 右から左 」 逆方向へ視線移動して下さい・・・・、お判り頂けたでしょうか?・・・・禅問答の様に難解ですよね!

では、タオイズム | Taoism 準じ弁証すると、
有機体(物) | Organic とは?・・・美しい幾何学 | Beautiful Geometry と、「 陰・陽 」 の相対関係に在る!
つまり究極云えば、良質なデザイン・フォルム根源は、生態学 | Ecology に在ったと云う訳です!?


13:27 : デザイントラックバック(0)  コメント(0)
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