冬が来た!?

Winter has come!| Pottering-081130

いつもの日曜農免道は、すっかり初冬景色となっていた。
一ヶ月半前には 「 頭を垂るる稲穂かな 」 収穫祭の真っ盛りだったが、刈り取られた稲束も干し藁香る乾いた誘惑もなく、多少の寂寥感両頬で拾いながら、殺風景な直線道を軽快音立てるチェーンと共に、両袖の「田ん坊主 」を後にした。

         sm_after_harvest.jpg


好天気と富士山に誘われてか、久しぶりに「 湘南みずき 」までポタリングの脚を伸ばしてみた。謳い文句はサウザンド・ビレッジだから当然なんだが、以前立寄った時に比較すると随分住戸が増加しているように感じる。
またサービス業・医療施設等も順次竣工しているし、全体面積も拡充され整いつつ在る為、街並らしくなって来ている部分も伺われた。

そして町名由来となった、エリア内を二分して流れる河川水面は、乾季だからなのだろうが水深殆どなく寂しい限りで、葦やススキなどで鬱蒼としていた左右両岸も綺麗に刈込まれ、折角のビオトープ | Biotope 河岸も花鳥風月・生態系にとって、活動は来春までお預けになりそうだ。

その河川の行く先には、遠くに霞む雪模様の初冬富士を眺められる、しかし未だ真冬の緊張感はなく、真の寒さと富士山までの鮮明距離(クッキリ度)縮めるのは、今少し先のようだ。

出来得るならば、市の建築指導課にお願いをしたい!
ソレナリに雰囲気在るこのエリアで、高層マンション等 「 建築許認可 」 に付いては、熟考の上決定をして欲しい・・・・・・、部外者の私が景観観察してその様に感じるのだから、住民達感覚として普通に思う事なのではないだろうか?

         sm_mt_fuji.jpg
         081130_km_distance.jpg
               本日の往復走行距離、28.23km

※ 「 Bike 」 についてはカテゴリー以外の、「 建築 」や「 アート 」 カテゴリー内
  においても、`走行見聞blog` をしています為、お時間ございましたら是非とも
  ご訪問して頂きたいと存じます。



16:22 : ポタリング:自転車トラックバック(0)  コメント(0)

ミュッテン ・ ミュッテン

Murten Murten | ラーベン & 騎楼

アルプス山脈の造山活動由縁とするのか?

「 湖水 」は枚挙に暇がない程存在し、

大・中・小の 「 湖畔町並み 」 にも事欠かない山岳観光国スイス。

レマン湖畔 | Lac Leman のローザンヌ | Lausanne 市街から、

ベルン | Bern市方面へ北北東60km程の場所に、

レマン湖より多少小面積の、ヌーシャテル湖 | Lac de Neuchatel は位置する。

そこから少し東側にまた小さな湖が在って、モラ湖 | Lac de morat と云う。

その畔端、城壁に囲まれた町、

中世ヨーロッパの雰囲気と佇まいを、現代に媚びず十二分に醸し出す、

ミュッテン | Murten は在った。

            ミュッテン城壁内からエントランス時計塔
murten_oldtown_lauben_sml01.jpg

コレは、その街で面白い建築デザイン様式を見つけたのだが、スケッチする時間もなく移動してしまい、しかし何と無く気になっていた為、後に描き残しておいたサーベイ・スケッチ | Survey sketch である。

帰国後、建築関係書物で調べた結果?
興味対象物は、「 ラーベン | Lauben 」と云う雪避回廊である事、判明した。
冬季の防寒対策として伝統的なスタイルでもあり、降雪時吹雪いても歩行支障ない様、歴史・風土による建築条例が過去に在ったのだそうだ。

この町全体の建築物1階部分は、図のように建築ファサード | Facade から通路分セットバックさせ、その奥にそれぞれの店頭や玄関入口が在るという設計になっている。
とは云うものの、国際衛生都市ジュネーブ | Geneve市内には、この様な伝統的スタイルも時代と共に淘汰されてしまうのだろうか?オールドタウンでさえも殆ど見かける事はなかった。

             ラーベン | Lauben | 雪避回廊内観
murten_lauben_sml.jpg

回廊内観は図の様にアーチで補強されている為か、遠近感をより強く感じられる空間となっていた。建築強度に付いては、外観地上階部分の外柱面傾斜させている事も、恐らく補強対策なのだろう。
また夏季には、往来までパラソル付カフェ・テーブルを出すが、寒冷期はこの回廊内部に並べられ、その上で風除用アクリル板を建築ファサード面に沿って立てる等、冬季対策の工夫は怠らないようだ。


舞台も変わり後の事になる。

`89年初めて台湾を訪れた折に、ミュッテンで見た建築様式を想い出す事になる。
台北市内の建築地上階空間も同様にセットバックし回廊となっていた、現地北京語では「騎楼:チーロウ 」 と呼称されている。

理由を聞くと、平和ボケした我々日本人は俄かに信じられないのだが、当時中国本土とは戦時臨戦態勢である為、空爆或いはミサイル爆撃時の爆風や破壊力から人体守護を目的とする、と言うのだ。
執拗に詳細確認すると、地下防空シェルター入口は適所存在し、そこまでの避難路機能として設置する法律義務があるとの事だそうだ。しかし真偽の程は定かでない、としておく。

・・・・・・、物騒な話題になってしまった。
しかしながら 「 ソノ機能 」 以外にも目的が在り、やはり南国台湾は夏季温度も40℃程となる為、スイスとは逆の意味合いで、 「猛暑対策 」 において利用されるとの事であった。

また、不勉強で恐縮なんだが日本の豪雪地帯にも、伝統的風土から培われた類似建築様式が恐らく存在すると思うが、如何であろうか?


18:34 : ヨーロッパトラックバック(0)  コメント(0)

デッサン ・ ド ・ ムジィーク / 地味な頁

Dessin de musique | Modest Page
             
               zepp_1.jpg

山襞重なる山々の奥深い森に、

陽光を遮ぎり鬱蒼として静粛な、橅(ブナ)林があった。

森の沢尻には、岩肌奥底から聖なる清泉が湧き出す場所が在り、

小鳥達の渇きを潤す程に、聖水溜まりが出来ていた。


ある日、小さな「豆の実」は聖泉に落ちてしまい、

溢れた湧水と共に清水へ流れ、コロコロ・コロコロ旅に出る事になった。

やがて清水は小川へと変わり、緩やかな沢から険しい渓谷清流に合流する。

小さな「豆の実」にとっては急峻な流速に対して、

心持不安感を抱きながらも、渓流に身を任せざるを得ない。

我慢のトキは暫く続くが、やがて少し緩やかな中川へと合流する。

気付くと、その「豆の実」は皮も剥げ既にボロボロに成ってしまい、

「種子」が見え隠れする様になってしまった、それでも旅はまだ続く。


その後、いくつかの小川や中川と合流を繰り返すうち、

いつの間にか「豆の実」は、市街地の大きな河川へと流れ込んでいた。

その頃の「豆の実」は、果肉は殆んど剥げ落ち「種子」のみになってしまったが、

相変わらずコロコロと流れに身を任せ、潮の香り漂う河口までやって来ていた。

とうとう遠路遥々大海まで来た、ユラユラ・ユ~ラユラ大きな波も来る。

しかし塩辛い旅が長く続く事はなかった、小波に乗って海岸へと寄せられ、

「種子」は何処かの浜辺へ、片瀬波と共に打ち揚げられていた。


そして、いくつかの季節が経過し、

浜辺から、小鳥達に運ばれた「種子」は里山の森で芽吹き、大きく成長していた。

更に、ラフティング旅行!?から数十年も過ぎると、

「小さな豆の実」だった「種子」は、見間違うばかりの大木へと豹変し、

やがて白雲をも突き抜け、通天の階(キザハシ)の如く天空へと昇り、

青々した千年巨木に成りました。・・・・・・・とさ!!
             
学生時代、`Stairways to Heaven | 天国への階段` を最初に聞いた折、何故か?こんな情緒的物語を、曲想と共に脳裏に描きながら黙聴していた、そんな想い出がある。               
               zepp_1.jpg

さて、STAEDTLER-EB 鉛筆スケッチ画は、
英国三大ギタリストの中で最も若い故か?先輩達二人とは一味違う音色を醸しだし、インド音源参考に調弦された斬新な不協和音!?奏でる、心からリスペクトして止まない Led Zeppelin ギタリスト「 Jimmy Page : ジミー・ペイジ 」氏へ、オマージュとして描いたトリビュート・デッサンだ。

この素描は、奇しくもヤードバーズ | The Yardbirds に在籍した三人のギタリストを、贔屓せず公平!?に完結させる為描いたエスキースなんだが、クラプトン氏を「 Erick`Slowhand`Clapton 」と呼称したりする英国風シニカルさを込め、常に派手なステージ演じる彼を 「 Jimmy`Modest`Page | 地味な頁 」 としてタイトルにした。

ステージではこの楽曲になると、必ず12弦ギターに持ち替える。
しかもソレが、6弦と12弦の`ダブルネック`ギターなのである。また、イントロからアルアイレ演奏する為、「サビ」以降爪弾く為のピックは唇に咥えている、そして御得意の内股ポーズでもある?(部分図)
     
jimmy_modest_page_12strings.jpg
       Guitarist | Mr,Jimmy Page. & W`neck guitar.
             Whole size picture :click here.

GIBSON社カタログ品番に、SG/EDS-1275 と云う`ダブルネック・ギター`を見出す事出来る。

発売までの経緯は、レスポールタイプ後継モデルとして1961年、`SGシリーズ`と呼称されるE.ギターが発売された。その翌`62年に「 6弦 と12弦 」 を`SGデザイン`のまま合体させ、極めて斬新なダブルネックギターとして発表されたモデルなのである。

因みにイーグルス | Eagles の大ヒット曲、「 ホテル・カリフォルニア 」 演奏時使用されているのが、白色 | Alpine White のスタンダードモデルだ。

しかし、彼のWネックギターはスタンダードモデルに多少手を加えている。
米国ナッシュビルに在る、ギブソン社カスタムショップとのコラボレーションギターとして、`71年彼の意見取入れ製造された。入手可否は不明だが、現在 「 シグネイチャー・モデル 」 としてレプリカ存在する。

比較対照する為カタログ写真借用し載せておく。
`テイルピース`位置をブリッジのかなり後方へ、移動させている事が判る。恐らく、音色に 「 より変化 」 持たせ、演奏技巧バリエーションも増やす為であろうと推量する・・・?
     eds-1275_aw_sm.jpg                 eds-1275_hc_sm.jpg
  GIBSON. SG/EDS-1275           SG/Jimmy Page model`71
     Alpine White                   Heritage Cherry


※ 暮々も云っておくが、ミュージシャンが動物のイメージだと言う事ではないので、
  悪しからず。


20:33 : デッサン・ド・ムジィークトラックバック(0)  コメント(0)

デッサン・ド・ムジィーク / 私語を交わす涙滴

Dessin de musique | Chatting Tear Drops

モッズ・ルックと云うファッションをご存知だろうか?
1960年代ファッションは、イギリス・ロンドン市内を中心として数多くの先端ファッションが創られていたと云っても過言ではなく、その内の一つが`モッズ・ルック`で御年配諸氏は良くご存知の事と思う。
`60年代初頭、カーナビー・ストリート|Carnaby streetに集まる流行敏感派の若者達中心に、Moderns|現代的・先端的を省略し「 モッズ|Mods 」と称するファッションデザインが発生、その斬新さは世界の若者達に支持受け一世を風靡したのだ。

其の細目は省くが、定義する以下アイテムのみ列記しておきたい。
ダッチキャップ・Vゾーン・チェンジポケット・サイドベンツ・裾スリット等、をデザイン的に取り入れたコスチュームだが、それだけではなく音楽(マージービート)や乗り物(スクーター)等含める、若者達の風俗文化 | Fashion Movement だった。現代のVゾーンネック・スーツは、此のモッズ・ファッション・リバイバルと言っても良いのではないだろうか?多少懐かしさ感じるのは、私だけではないかも知れない。

                
STAEDTLER-EB鉛筆のスケッチ画について、
小粋なモッズ・ファッションを其の痩身に装い、頭髪から靴先までスタイリッシュな完全主義貫くかの如く、抱えるギターまでも感性とセンスで磨き上げ 「 B.Jモデル 」等と云わせしめていた、ローリング・ストーンズ|Rolling Stonesギタリスト、ブライアン・ジョーンズ氏|Lewis Brian Hopkin Jones.へ、オマージュとして描いたレクィエム&トリビュート・デッサンは、18世紀英国で雄牛|Bullと戦わせる闘牛犬流行し、其の開発品種に化身させてみた。(代表品種がブルドック)

演奏時は、ギターを少し右脇斜めに構え淡々と爪弾き、互いにアイ・コンタクト執りながらの演奏スタイルは、まるでメンバー達と和やかに 『 私語を交わしている 』ようにさえ感じられ、スタイリッシュなオカッパ・ブロンドヘアーで、リラックスし正確なカッティングする其の姿は、今も心象風景として私の胸に残る。

しかしながら、周知の如く1969年若干27歳と云う若さながら、豪邸自宅プールに浮かび謎の夭逝をしている為、残念で非業な過去持つ彼に対し、鎮魂の禊ぎとして描きあげたスケッチタイトルは、『Chatting Tear Drops | 私語を交わす涙滴 』。


        brian_jones_vox-mkⅢsm


さて、彼の抱えるギターがどの様なモデルなのか、拙い知識基に考察してみたい。製造メーカーは、ザ・ビートルズ御用達でも著名なヴォックス社|VOXで、品番`MKⅢ`は俗称ティアドロップ(涙滴)型|Tear drop typeとも呼ばれている。

コマーシャルモデルについては、1960年から製造及び販売され始めたのだが、英国内生産コスト増加する関係から、大半はイタリア・メーカーにおけるライセンス生産が主流であった。またB.Jモデルは、彼の主張するデザインイメージ取り入れ、コマーシャルモデルから数年経過後の`64年から製造販売されたようだ。

ところが、上記理由により英国内の製造台数が元来少なかった上、座位ポジション時扱い難いギターだった為だろうか?敬遠されつつ時代と共に在庫僅少と相成り、英国純製機種VOX-MKⅢ B.Jモデルは、世界に数台しか現存していないとの事である!

左側コマーシャルモデル
テイルピースにトレモロユニット装着し、スタンダード・ブリッジ、マイクは3ピックアップ、ネックヘッドはメープル(楓)生地仕上。

右側B.Jモデル・レプリカ
テイルピース一体型ブリッジ(フェンダー製)、マイクは2ピックアップ、ネックヘッド&ボディはアンティークホワイト仕上、ピックガード&マイクフレーム等は、クローム鍍金仕上と成っており、デザインイメージがかなり違う。


        commercial_model.jpg           phantom_bj_sml.jpg
        コマーシャルモデル           レプリカB.Jモデル
         VOX社 MK-Ⅵ         PHANTOM社 MK-Ⅲ BJ-A

美意識への追求が尋上でないB.Jのコダワリと美的センスについて、お判り頂けたであろうか?記述してきた様な経緯持つ此の「 オリジナル`MKⅢ 」も、1964年の米国公演から一年間程しかストーンズ・ステージで使用されなかったようだ。噂によればストーンズ・ベーシスト、ビル・ワイマン氏|Bill Wyman.が`65年からVOX社と契約し、同社ベースギターを使いだしたから・・・・、なんだそうだ?      

下記エスキースについて、写真比較からでは相対的相異判別し難いと思い、デッサンすれば微細で余計な印象などが必然的に薄れ、夫々特徴が際立ってくる為判り易くなるのではないかと拙いスケッチ描いてみた、ご覧頂き参考になれば幸いである。

描く事でスッキリさがより鮮明に浮き上がって来る右側B.Jモデル、記号化されたシンプルさと高質なスマートさが際立つ、ブライアン・ジョーンズ氏の研ぎ澄まされたストイックなまでの美意識&感性恐るべし、それにしても何と誘惑的なフォルムなんだろうか!

ところで番外編なんだが、以前よりB.Jに傾倒されVOXギターを愛用されていた、やはりスタイリッシュな「 ムッシュかまやつ氏 」が、コレクションとして持っていらしたと云う情報も在り、ザ・スパイダーズ時代の映像拝見した様な気もしないではない?不確かな情報で大変恐縮・・・・・調査続行中!

               vox_mkⅢ_jb-model_sm


※ ミュージシャン・デッサンについて、当人が動物似と云う意味ではない旨ご理解下さい、また至らない部分についてもご容赦下さる様お願い致します。

01:24 : デッサン・ド・ムジィークトラックバック(0)  コメント(2)

スイス ・ スイス / 1

Swiss Suisse | Gable-1

スイス国内は、地域によって数ヶ国の言語が存在する。

滞在していたレマン湖周辺では、ジュネーヴ・ローザンヌ等フランス語地域だ。

言語だけではなく各地域の建築様式も、趣や風味が夫々違い興味深い。

建築様式と言語は、街の歴史(戦史?)を物語っているのだろうか?

この国が 「連邦 」 の証明でもある、しかし事実関係は不明・・・否、不勉強。


下記はモントゥルー市内の建物スケッチ、香りがフランス・チックなのだ!

サンフランシスコ市内に在る、仏国コロニアル・スタイルのような色彩で、

屋根が淡いパステルピンク、外壁下見貼りはアンティークホワイトと、

塗装仕上げにて、極めて女性っぽく優しい風合いなのだ。

意匠から 「 寒さ 」 を感じられないし、南方系ガリア・ラテン等の香りが漂う。

  swiss_gable1sm.jpg

一方、平地湖水地方から、東北東の山岳地帯へ向かう。

すると、「 女性的な品位 」 から 「 男性的な頑強さ 」 へと建築様式も変容する。

そして、使用言語はドイツ語となる。


ココは登山で有名な街、インターラーケン | Interlaken。

しかし、登山する為には未だこの先の分岐点まで進まなければならない。

ラウターブルンネン、またはグリンデルワルト何れかの方向選ぶ為に。


下記スケッチだが、スカイライン全て 「 素焼き・ウロコ瓦 」 覆う反り屋根だった。

外壁は総石積み、資源活用し近隣石切場から採取でもしたのであろうか?

また尖塔形状からは、何故か?東方の香りも(イスラム)微かに伝わってくる。

屋根瓦には苔が付き、テラコッタ隠れ殆ど濃緑色、外壁は石色?濃いグレー。

そして尖塔意匠から、柔和さとの折衷創作感じられ、

言語・習慣・民族等の違いが、歴史的調和遂げた結果 なのではないかと、

勝手な想像での推理だが、意外と真理に近いかも知れない。

         swiss_gable2sm.jpg

20:08 : ヨーロッパトラックバック(0)  コメント(0)

スイス ・ スイス / 2

Swiss Suisse | Gable-2

このスケッチも、インターラーケン | Interlaken 辺り。

屋根の破風形状は、変形切妻型とでも云っておこうか?

`R 切妻部、気候・風土から由来するのか?意味深な形状をしている。

また寒冷仕様対策(積雪)も、形状・勾配や付随物等から観察出来る。

丁度、屋根裏部屋に当たるであろう 「 窓位置 」 には、不可思議な疑問感じた。

「 採光 」だけなのかも知れないが、内観シチュエーションを想像し難い、

窓の位置関係では在った。


ドイツ語 = 質実剛健!みたいな雰囲気醸し出し、

外壁は堅牢な石積仕様だが、質素な削刻加工等も見受けられ、

オーストリア風格と言うか、チロル風味な印象を受ける建築形状でもある。

       swiss_gable3sml.jpg


グリエール湖 | Lac de la Gruyere

前出モラ湖も小さいが、その南位に細長く小さな湖が在る、グリエール湖だ。

下記スケッチは、

「 チーズ発祥地!グリエール 」 周辺で入ったカフェ&レストラン。

我々がイメージするスイス・チックな印象は、こんな趣なのではないだろうか?

屋根破風はコレも変形切妻型、外壁はコゲ茶染色の木製ウロコ下見貼り、

切妻軒下の、リボン付きのカウベル・連邦旗も、品良く吊下げ装飾されている。

また二重軒下には窓辺プランターの花々、それぞれ瀟洒で美麗だ。

しかしココはドイツ語圏、木造建築からの柔らかさ・優しさ・暖かさは在るが、

やはりゲルマン・バイキング等、北方系のイメージを強く感じる。


両側に鍋まで釣下げられている、これはレストランを認識させる為のサイン。

多言語地域のヨーロッパでは、この様な「文字要らずサイン」頻繁に見かける、

業界内において 「 ピクトグラフ | Pictograph | 絵文字 」 と呼ばれるモノだ。

日本では、低い文盲率や海外交流が少なかった等、余り発達しなかった。

   swiss_gable4sm.jpg

建築自体も興味深いが 「 窓の意匠 」 や 「 建築付随物 」 には、南北欧州の特徴観察でき面白くも在り、研究欲求を刺激された。
ところで、寒冷地方は寒さ凌ぐ為、「 小さい窓 」 を想像しませんか?高緯度周辺国は別にして・・・・実は真逆なのをご存知でしょうか!

スイス等の北方地域では、日照最大限取り入れるかの如く、窓の面積が予想外に 「 高く大きい 」のだ。その分の寒冷対策は、建具断面形状や厚手二重カーテン等装備し充分補う事出来るから、プライオリティー上(優先順)ガラス窓を大きくしても問題ないのだと思う。

一方、地中海沿岸など南方地域では、強い日差しからの温度上昇避ける意味で、窓面積も 「意外と小さく」、日除けの為 「 ガラリ扉(鎧戸)・テント・オウニング 」 等が不可欠になっている。

また、床材フローリングにも違いが在る。
北方地域は 「暖かさ感じる木質系 」フローリング仕上げ、南方の地中海沿岸では 「 ヒンヤリ感からか石材系や磁器タイル系 」 貼り等、多く見受けられた。

等々、滞留時間必要だがスケッチしてゆくと、写真からでは得られない細目に渡る、観察・洞察できる事気付かせられる。


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ポタリング・江ノ島 / 天気晴朗ナレドモ浪低シ-1

Pottering Enoshima | 天気晴朗ナレドモ浪低シ-1 | 081223


       fisherman_mt_fuji.jpg
サザンビーチ波止場の突堤より霊峰富士山を望む。
イマイチ乾燥度と冷気不足なんだろうか・・・・・?距離感縮める鮮明度は、真冬まで暫くお預けのようだ!また、借景の水墨画状態醸し出す山並み最前列は丹沢山麗、その向こう側に霞む山裾は天下の剣、箱根山嶺のシルエット。

       slogan_we-love-the-sea.jpg
「 ポイ捨てする奴、ポイ捨てされる!」 勿論私のカキコではないが、言い得て妙!
断りなく 「 イタズラ書き 」 する事推奨出来ない。しかしながら、この標語?多少アイロニー濃厚気味だが、思わず肯定せざるを得なく感心してしまった。
                 We love the sea!

       sparkling_sea.jpg
ミナモ光る沖合い1.2km、波間漂う`姥島(正式名称ウバシマ)は、烏帽子岩(俗称エボシイワ)とも呼ばれ、茅ヶ崎市名産品として?市民だけでなく多くの人々から親しまれている。
またサザンオールスターズ等、ミュージシャンのリリカルな楽曲表現も賛助となり、哀しい歴史払拭し目出度く 「 ナショナルブランド?」 へ昇格したエボシイワも、地元南湖の漁師達にとっては絶好の漁場でもある。


 enoshima_in_c.jpg
サザン・コード`C調より江ノ島を望む。
渚のシンドバットは年内休養との事だが、体力維持の寒中水泳か、それともオトイレ山籠もりなのか?ところで、初めて気付いたソーラーパネル!夜間ココへ来る事もないのだが、サザン文字は 「 アンドン : 内照式 」になっている・・・・?


 winter_life_saver.jpg
週末や休日のヘッドランド・ボードウォーク付近では、常時大音響レゲエ・サウンド聴こえて来るハズなのだが・・・・・、さすがにシーズン・オフだからか静寂と陽だまりに包まれ、ライフガード達も 「 寒中閑在り:レイオフ?!」


 under_const`n
辻堂サーフビーチを過ぎた辺りでは、ショベルカーに懐柔された為か?蜃気楼の如く 「 浮かぶ江ノ島 」 覗いて観た。
しかし、本日天気晴朗ナレドモ浪低シ?!その一


 flat_wave.jpg
サーファー達は波発生しない折、ロウタイド | Low tide | 引潮 と同じメカニズムのポイントに集まる、河川口や汚水処理場排水口などがソノ機能を持つのだ。
湘南各市海岸では処理施設数ヶ所存在し、場所や地方によってポイント名異なると思うが、ロコ達 は 「 汚水・・」 = 『 クソ下ポイント 』 と呼称・・・・失礼!

さて、引地川河口の左岸・片瀬西浜ポイントと、右岸・鵠沼プールガーデンにおいては如何・・・残念ながら殆どベタ凪、本日天気晴朗ナレドモ浪低シ!?その二



             081223.jpg
              本日往路の走行距離 / 19.52km


20:56 : ポタリング:自転車トラックバック(0)  コメント(0)

ポタリング・江ノ島 / 天気晴朗ナレドモ浪低シ-2

Pottering Enoshima | 天気晴朗ナレドモ浪低シ-2 | 081223


        eb0.jpg
        Headland`s Glassy | グラッシー:ガラス状水面の意味

前項-1で、烏帽子岩については`哀しい歴史`云々記述したが、その事少し触れておきたい。

海岸沖合い1.2kmに岩礁帯(大小30程)存在し、その内大きな岩礁(海抜15m)様相が「屈む老女」の如き岩だった為、『 姥島:ウバシマ 』 は古くからその名称で親しまれてきた。
しかし、現代では通称 『烏帽子岩:エボシイワ 』 とも呼ばれている、余り触れられていないが「姥 」なる呼称出来なくなった理由存在するのかも知れない。

郷土資料ページを多少遡る。
茅ヶ崎市内を東西に貫通する国道1号と国道134号(海岸通り)の、丁度中間辺り並走する市道/柳島~小和田線が在る、通称 『 鉄砲道 』は信憑性ある言い伝えによると、江戸時代攘夷へ対する大筒演習場(相州炮術調練場)に由来する、標的は距離的にも手頃な姥島だった。

その後、太平洋戦争開戦から終戦まで鉄砲道以南・湘南海岸一帯は、横須賀海軍基地の最重要軍事エリアとして帝国海軍監理下へおかれ、兵舎や練兵場・操船や砲撃演習場等、多目的に軍事国有化(占有)されていた。
その遺物も現存し、サザンビーチ百数十メートル沖に位置する台場 「平島 」 である、ダイバは「砲台場 」意味する略語なのだ。

そして終戦直後、軍事エリア( 主に辻堂海岸周辺 )をそのまま進駐軍!が接収した折も、依然「岩礁大岩 」 の不幸は終わらなかった。
敗戦後占領されていたとは言え、地域住民達の勇気ある抗議活動も当時政府に聞き入れられず・・・・、米軍実弾演習時は格好な射撃標的にされ度重なる訓練後(1945年~’54年4月13日まで)、細長く伸びた先端部分が破壊され、姿変えたニュー・シルエット?を図らずも形成する事に成ったのだそうだ。

以降、姥よりも「烏帽子」 に近いではないか、「平安貴族帽子」 の方が語呂やイメージも良い等々、諸説在るため真偽は不明ながらも、哀しい岩礁帯大岩・歴史一端を垣間見る事出来る。
現在ではソノ岩礁帯も、不幸な歴史から一転し周知の如く全国へ勇名轟かせ、茅ヶ崎市シンボルとして道程が開かれている。

さて以下は湘南海岸遊歩道、茅ヶ崎市柳島始点~藤沢市江ノ島終点までの 「 エボシイワ?」百態・・・・・いやチョット多過ぎた「七変化 」位にしておこう!

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       社の狛犬?ジョギング中に御参りする参拝者、結構います。

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             鉢巻が食い込んじゃって・・・・その一

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         ハゲ坊主の陰へ、恥ずかしそうに隠れる江ノ島。

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                  日陰者は辛いよね

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             ワァ-ッ砂波に呑みこまれて溺れそう?

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        鉢巻が食い込んじゃって・・・・その二、そして江ノ島は?

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                    Bikeと一緒

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                昔の姥島・・・ミタイナ?!

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     藤沢市はエボシイワじゃない!右上隅に江ノ島灯台が見え隠れ。

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                   隣町の道祖神?

10:57 : ポタリング:自転車トラックバック(0)  コメント(0)