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街中の景観 / メリケン波止場

Town scape | The`MERIKEN`Wharf.

 pier_y01a.jpg
  (C) OSANBASHI Yokohama International Passenger Terminal.
  
明治元年(1868)政府は、注1/旧居留地へ兵庫港・第3波止場を建設。

当時、その付近へ米国領事館存在した事もあり、`アメリカン | American`の聴音から『 メリケン波止場 』と云う別称定着していった、そして先行(1859)した横浜港・波止場も、鉄骨大さん橋竣工(1894)してからは、同称され親しまれる様に成った経緯がある。

そして百年後(1994)のメリケン波止場、『 横浜港・大さん橋 』老朽化により国際客船ターミナル建設計画が立案された際、意匠を国際デザイン・コンペ(国際建築設計競技)開催し選定する事に成ったのだ、主催は神奈川県横浜市でコンペ総予算1億円、最優秀作品へ賞金1000万円用意された。

審査委員会が設立され、委員長/芦原義信、副委員長/磯崎 新両氏迎え、各委員には伊東豊雄氏、レム・コールハース氏(O.M.A)他、建築家や都市計画家及び国際コンペ・アドヴァイザー等、専門家各氏10名で構成。

応募総数「 世界41ヶ国324件 + 国内336件 」計660作品を審査、最優秀作品賞には建物全体を「 鋼板ハニカム構造 」で覆う無柱意匠提案した、ファシッド・ムサヴィ(女性)&アレハンドロ・ザエラ・ポロ両氏設立する、在ロンドンの建築設計事務所 FOA 社が当選。
彼等は、`関空`設計者レンゾ・ピアノ氏と`中国中央電子台`設計者レム・コールハース氏、両著名建築設計事務所在席経歴や横浜国立大学大学院非常勤講師等、インターナショナルな経験持ち併せる新進建築家でもある。

審査時、新進作家提案する「 革新性 」への現実的疑問、多角的に討議され意見衝突なども存在した様だが、副委員長努められた磯崎 新氏のコンペ終了後コメントが、以下残されている。
『 この20年程、全世界にはびこった様式的・反様式的多元主義を、突き抜ける様なイノベイティヴな建築的アイデアが提示されていると私には思える 』


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  `Lobby Hall`at YOKOHAMA International Passenger Terminal.

僭越ながら計画プロセス詳細把握していない上、実体感印象申し上げる旨、恐縮ながら御容赦頂ければ幸いである。

波止場水面渡る、適度な海風は爽やかで心地良い。
その気持ち良い自然環境を、意匠計画コンセプトへ多少取り入れられなかったのだろうか?日中の公共空間として、ロビーホール環境が薄暗さ伴う閉塞感で息苦しく、大変不可思議な印象持った。

渡航出入国時の希望や喜びから乖離した、「 晴れやかではない 」暗鬱な空気へ包まれているのだ!例えば、トップライト(天窓)通す控えめな自然光でも存在すれば、少なからず解決出来る・・・・ナンテ程度の方策、「 高質な玄人集団 」が見逃すハズない。

高度な因果在るのではないか?勘繰りたくもなる、でなければ「 不自然な暗空 」への疑問符解消出来ないし、ソレがデザイン意図ではない旨推察される故、稚拙な思考回路から『 何か?在った』と勝手ながら判断した・・・・。

そして不可解な環境は他にも在る、高度な技術的水準誇る我が国大手ゼネコンからは、信じ難い施工レベル観察出来る。

緩く美しい円弧描くハズ!・・・の天蓋ラインは『 ガタガタ 』なのだ、少なくとも設計上その様な意匠は在り得ない、当方経験上デザイン的無理押し通すと、美的仕上可能性著しく低下し、施工悪くなる場合少なからず起こる。

魅力的な革新性起用した「 鋼板ハニカム構造 + 無柱 」の、強度問題でも存在したのではないかと、勝手ながらヤジ馬根性逞しく想像してしまう。
しかし、仮にそうだとしても新進建築家だけの責任ではなく、実施設計における日本側サポート体制や、当選条件へ関わる責任範囲曖昧さや、国際設計競技ガイドラインから「 鈍い 」距離置く現況等々、反省点在るのかも知れない?

ところで、今件デッキ材として使用された「 注2/ブラジル産イペ| Ipe 」は、アイアン・ウッド系ハードウッド中優れた耐久性が在り、抗菌・防腐へ優れ地中及び海中における耐用素材として、公共事業を始め桟橋やボードウォーク等、多くのデッキ素材として採用されている。

また他種アイアン・ウッドなんだが、我が国ディズニー・シーへも使用されたデッキ材、「 注3/ウリン| Urin 」もポリフェノール含む事から、防腐・耐久性抜群の材料ではある。
しかしながら樹液内タンニンが雨水等で染み出し、他材料へ赤染付着させる場合在る、よって設置箇所への配慮必要な素材だ。

何れにしても、設計監理や施工における技術革新、仕様・仕上材料の耐久性などは、設計者(デザイナー)自身の経験と知識がモノを云う、しかるべき吟味厭わず試みるべきであろう。
最後に、海外サイトへ興味深い港湾施設デザイン掲載されていた、お時間在る方は右記参照されたら如何だろうか ⇒ イスラエル・テルアビブ港ボードウォーク

          Honeycomb Steel Structure & Deck Slope.
         pier_y02d.jpg
         pier_y02e.jpg
         pier_05a.jpg
         pier_y04.jpg
         On the Roof called nickname "Whale's Back"
 
事業方式 :横浜市より管理委託された、相鉄企業(株)・(社)横浜港振興協会・
       (株)相鉄エージェンシー共同事業体
設計計画 :FOA | Foreign Office Architects | 在英国建築設計事務所
       Farshid Moussavi & Alejandro Zaera Polo.
建築仕様 :地下1階・地上2階建て鉄骨造、L450m/W70m/H15m
       地階-機械室、1階-駐車場、2階-出入国ロビー・税関・検疫、他       
延床面積 :44000㎡/13323.24坪
駐車台数 :約400台
竣工年月 :2002年



注1/江戸末期、安政五ヵ国条約によって区画された「外国人治外法権地帯」を指す。神戸市と横浜市、長崎市や大阪市の旧居留地が有名。

注2/ アマゾン川流域に分布するノウゼンカズラ科の広葉樹。
耐水性、防虫性に優れるので建築用の構造材、フローリング・ウッドデッキ・枕木などに用いられ、タベブイア、ラパチョ、イペタバコとも呼称される。 

注3/ インドネシア原産クスノキ科広葉樹。
心材は、濃い暗褐色で重硬かつ耐久性へ優れ、虫害にも強く品質安定性は良好。浮桟橋や橋梁材以外、ウッドデッキ等エクステリア材に用いられ、ベリアン・ビリアン・テリアン・タブリン・柚檀(ユタン)・ボルネオアイアンウッドとも呼称される。

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12:01 : 建  築トラックバック(0)  コメント(0)

オフ・ショアの微風 / ポタリング

Off shore Breeze | Pottering 20090906

  offshore_breeze00.jpg
             Katase West Beach at ENOSHIMA.

半年振りに、夏も終わりつつある海辺走行楽しんだ。
台風影響から低気圧発生している為、海岸へは時折程好いウネリが入って来ていた、「 ショルダーからオーバーヘッド 」並みのブレイク・サイズだろう、サーファー達も一見楽しそうに見える、しかし波間で占有権争いなど在り中々大変なのだ、当事者達へはフェア・ライディングを望みたい。

サーフィン用語でオフ・ショア| Off Shore とは、「 沖合いへ」を意味し陸から沖合いへ向かい吹く風、正反対意味となるオン・ショア| On Shore は、「 陸地へ 」を示し沖から陸地へ向かって吹く風の事である。


夏季でも、毎朝夕の干満時には比較的発生しやすい涼風でもある、また地形により相違するのだが、湘南や片瀬辺りではオフ・ショア=北風になる。
毎年お盆過ぎた秋口頃、それまでのオン・ショア(南風)から、コノ風主体へ変化して来る季節の変わり目知らせる微風も、少しだけ蒼味さす夏色だった。

            Local Bikes with Surfboard Holder !
          offshore_breeze01.jpg
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               Late Summer with my Gear.


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                  Trip meter 34.10km


21:00 : ポタリング:自転車トラックバック(0)  コメント(0)

航東リポート / ルクソールの金字塔?

U.S.A report | Pyramid at the Luxor ?
 
米国ネバダ州ラスベガス市へ立地するエンターティメント・ホテル。
ホテル名の米語呼称、音感がルクソールではなくラクソー!聴覚がその様に反応するので、恐らく正しい発音なのだろう。

由来だが、古代エジプト岩窟遺跡`王家の谷`や生を司る`神殿`等は、エジプト・ルクソール市に位置しており、今件立案者が建築コンセプト起源へ、現地行政区分名を冠タイトルとして戴いたからだ。
したがって、その概念表現上「 ピラミッド・スフィンクス・オベリスク・神殿・ヒエログリフ 」等々、巨大遺跡群モチーフ採り入れつつ装置化デザイン施した結果、荘厳イメージの内装環境併せ持つ、美しい建築工作物!が建立されたのである。

因みにスフィンクスやピラミッド、カイロ市と隣接するギィザ市 | Giza へ現存する遺跡、ルクソール市に本来ピラミッド(金字塔)は存在しない。


LUXOR Hotel & Casino | ルクソール・ホテル
さてホテルは、平面的に概ね3つのゾーンへ分けられる。(下図参照)

  luxor_01smb.jpg

             `LUXOR`whole area in Las Vegas.

1. 『 ピラミッド 』型の本館ゾーン(30階)。
内部もソノ外観形状と同じ三角錐の吹抜け、つまり客室と通路は外壁側へ逆ヒナ壇状存在する、したがって5階以上床下全てが吹抜空間なのだ、そして客室採光窓も「 屋根裏部屋 」如く傾斜している。

宙空通路からの眺望、圧巻!・・・と云うよりも高所恐怖気味当方には悪感?持つ程、それに加え本館全室シャワーのみ、バス・タブ未設備なのだ。
だから・・・かどうかは判らないが、風呂好き日本人に不評なのではないか?などと御節介な想像までしてしまう。

また6階~30階まで、39度角の稜線部4ヶ所へエレベーター設置し斜行昇降させている、しかし下層階(ピラミッド底辺)程客室から遠くなってしまい、垂直エレベータ数ヶ所敷設される5階までの客室と、不公平感がある。

とは云いつつも、広大面積と共にバーチカルな壮大吹抜け空間設定されていなければ、或る意味この荒唐無稽!な仮想現実を再現出来なかったであろう。
また、ハリウッド・テクノロジー駆使した演出デザインが、フェイクとは思えない素材感(テクスチャー)表現し、「 荘厳さや神々しさ 」さえ存在しているかの如き錯綜した迷宮へ、誘い込むような大気創り出している、是非体感して頂きたい。

         39 degrees ELV & Passage in Void space.
         luxor_00smb.jpg            
         luxor_03sma.jpg
         luxor_04sm.jpg
         luxor_05sma.jpg
             Similar Like a Luxor in Egypt !?


2. 『 イースト・タワー』 & 『 ウェスト・タワー』の新館ゾーン(20階)。
宿泊がウェスト・タワーだった為、幸いにもバス・タブは設置されているし、外出毎高所恐怖へ慄く必要もなく、不快な印象持たなかった。
そして、当然ながら客室やパブリック環境には、エジプト風味控えめな家具・調度・アメニティ備品が設えられており、室内空間の雰囲気創りを一役担っていた。

しかし職業的審美眼発揮し観察すると、意匠及び施工程度残念ながらレベル以下だった、その理由判明したのは帰国後だが、其処には運営上伏された「 エンターティメント戦術 」介在しており、宿泊料金体系やコノ砂漠のオアシス全体とも関係する、したたかな地域戦略気付かせられた。

この砂漠地帯各ホテル前庭などで、毎夜間欠的に行われている大仕掛けエンターティメント・ショー、フリー(無料)である事ご存知だろうか?

夕闇迫る頃には、人気アトラクション・ホテル前で場所取り始める「 家族 」も多く居る、そして約1時間程のショー観覧後も他ホテルへ移動したり、夕食やショッピング等で帰宿深夜となる。一方「 パパ 」も悲喜混じる`現ナマ`感触味わいつつ、夜明けまで憂さ晴らし・・・これが一般例なのだ。

つまり、観光客は部屋滞在などしていられない位、エンターティメント・メニュー各所で盛り沢山用意され、就寝のみ滞在と想定されているのでは・・・?!

この地域特性探れば、街中営業される公認賭博場や娯楽施設、飲食や物販施設や国際会議場等で、安全に楽しく時間(金銭)消費出来るかが最重要であり、大切なホスピタリティだったのである。
したがって宿泊アメニティ、優先事項ではない為か?施工程度低く感じられたのかも知れない、宿泊料金も意外なくらい安価設定されている旨、頷ける。

              luxsor-02smb.jpg
              Room #4242 Tower Deluxe.

このホテル「 総部屋数 」、一般認識からは計り知れない数値だ、云っておくが地域全体ではなく僅か一軒分のホテル部屋数なのである、内訳下記へ示しておくが総計4740室配備されている。
              ・ピラミッド・スウィート / 200室
              ・ピラミッド・デラックス / 2200室
              ・プレーヤー・デラックス / 40室
              ・タワー・デラックス / 2300室

ところが、驚くのは未だ早い!ラスベガス市最大規模誇るベネチアン・ホテルなどは、別館含めた総部屋数7000室も装備されている。
勿論宿泊施設大小在り、ダウン・タウンへ行けば中・小ホテル群が存在している、しかし近年新興勢力の大型リゾート・ホテル主流と成ってしまい、寂れている状況問題化しつつあり、諸対策手配しているようだ。


3. 『 エクステリア・ガーデン 』の外構ゾーン。
テーマ・アイテムから、ロードサイド・タワー型サインには古代エジプト式オベリスク(方尖塔)設え、本館ピラミッド正面玄関口では巨大スフィンクスや、多くの神殿守護神も出迎えてくれ、それら周囲緩衝エリアとしての植栽も、エジプト椰子が所狭しと植えられオアシス・イメージ創出している。

また、足下舗装路面にはスタンプ・コンクリートなのか、ソレらしいパターンで美しくカラー舗石され、古代石畳の雰囲気醸造に成功した。この施工法ラスベガス市内至る所へ観察出来るのだが、一般方々感知する事不可能に違いない、石畳フェイクだとは思えない仕上がりだからだ。

ところで、シーザース・パレスのフォーラム・ショップ | The Forum Shops 模造した、東京お台場立地する古代ローマ・イメージ商業施設ビーナス・フォート床面もコノ施工法である旨、ご存知の方少ないかも知れない。

そして正面裏(西側)では、オアシス・イメージのプールガーデンと室内スパ・リゾート配され、リラクセーション&エステティックによる、癒し療法完備するエリアもゾーニングされていた。

         luxor_000sma.jpg
         luxor_000smab.jpg
             Front Entrance & Pool Garden.


12:05 : アメリカトラックバック(0)  コメント(0)

航東リポート / 企まれた善意

U.S.A report | Plotted Goodwill.

ハワイ初回訪問は業務だったが、「 小粋な企み」含まれていた・・・・。

米国法人での長期勤務終え帰国する際、成田直行便手配出来ず「 経由便 」となる旨、現地スタッフより報告受け多少マイナス気分覚えた、異国生活での語学ストレスや習慣違い等、緊張感から開放される喜びも束の間だったからである。

しかしながら、「 まっいいか!」と「 ラッキーかも?」同居する心情で航路条件承諾した、何故なら業務付随しつつも楽園寄航なのだ、その経由地は米国人達から羨望され揶揄された、ハワイ州オアフ島ホノルル市であった。

そして、見送られながら向かう搭乗口は SFO ドメスティック・ゲイト、したがって出国(帰国)情緒いささか盛上らず、また長期間滞在したからだろうか?感傷的でリリカルな歌心生じつつ、「 想い出のサンフランシスコ!」を後にした。

ハワイ到着後、出迎えた現地駐在員と市内直営店舗等視察中・・・『!』、成田直行便手配出来ない訳がなく、最初から「 経由便 」意図したのではないか?
業務には違いない米国滞在最終出張、本土スタッフ達が企んだ「 粋な気配り 」だったのかも知れない・・・と、気付かせられた。


1.さて善意の企み?により宿泊した場所は、ワイキキ・ビーチ砂浜へ直面するだけではなく、歴史や伝統在る建物としても著名なアウトリガー・ホテルだった、正確な名称は waikiki on the beach OUTRIGGER.である。

この宿泊施設、多店舗事業としてグァム島等にもチェーン経営されており、ハワイはワイキキ周辺だけでも数ヶ所「 アウトリガー・×××・ホテル」展開している、またココが本拠地の為多少クラシックな印象免れない、でもソコが良いのだ!


  hawaii_outrigger-hsma.jpg

       Outrigger Hotel #1507 at Oahu Island Honolulu.


恐縮ながら、当ブログ・カテゴリ「 アジア:バリ島 2 」項でも記述したが、ココも日常的空間(スクウェア)忘却させる工夫し、リゾート強調設計施したのだろうか?客室平面型はユニークな形状している。

この客室フォルムは全体建築設計上、部屋割りや通路やパブリック環境等へ影響が在る、したがって如何様に「 導線計画と意匠計画 」処理されているのか?職業柄気掛かりな処でもある。

しかし、残念ながら単泊(Over Onenight)慌しさから、荷物も解かずの滞在だった故調べる余裕もなく、興味そそる総部屋数525室レイアウト計画、お知らせ出来ない旨お詫びしたい。



12:17 : アメリカトラックバック(0)  コメント(0)

航東リポート / バブルへ Go!

U.S.A report | Let's go to Bubble !

  hawaii_northshore_sm.jpg
      Hawaii Oahu island Northshore`Waimea Beach Park`

`90年代初頭、弾けた日本経済を人は『 バブル 』と総称する。

日本古来より、人生含め万物の「 儚ないモノ 」を、浮消する「 泡沫 」へ例えてきたが、経済用語における「 泡:バブル 」も、同様哲学に基ずき「 株価急騰から急落への喧騒 」を、バブル呼称する様になった。

時の推移遡れば、`80年代後半から`90年代初頭まで、日本中到る処でソノ泡に踊らされていた旨、今更の説明は省く。ところで、経済用語「 バブル 」は、何時頃から使われて来たのであろうか?

英国系アイルランド人ジョナサン・スウィフト氏 | Jonathan Swift は、『 ガリヴァー旅行記 | Gulliver's Travels 』著しただけではなく、司祭・諷刺作家・随筆家・政治活動家等、多彩な人物で在ったらしい。その彼が、1720年『 バブル 』と題する詩を詠んだ、下記へ参考のため和訳詩一部を記載しておく。
 
  あらゆる費用と手間を計算しつくして 
  遅すぎたのだが、国民全体も気付くであろう 
  企業重役達への約束も風に過ぎず 
  注1/南海が、一つの巨大な「 泡 」に過ぎなかったことに

現在から振り返れば、人生経験として「 バブル真只中 」へ遭遇し、幸運だったのかも知れない・・・・、と思う様にしている。
その仇花だった?否、お蔭様で!ハワイ渡航頻度に恵まれたのだろう、しかもゴルフ三昧!である、国内夏季休暇で費やす料金比較しても、より安上がりだから不思議、何かが変(真にバブル)だったのだ。



2.二度目のハワイは、カラカウア通り | Kalakaua av (ワイキキ海岸通り)へ立地するハワイアン・リージェント・ホテルだった、しかしながら現在は所有者変遷により、「 ワイキキビーチ・マリオット・リゾート & スパ 」へと改称、大規模リニュアルし高級ホテルへ変貌している。

ワイキキ通り面するホテルの場合、深夜まで観光客通行絶えない事も在り、静寂求める方には低層階は向かないかも知れない。その意味において、メインストリートから1ブロック位離れた場所をお勧めする、その方が喧騒へ巻き込まれなく静かに過ごせるはずだ。

しかしココは海岸通り面しているものの、喧騒街路から緑樹帯でインターバル距離存在する為、観光客騒音も無縁であった、また窓外の大きな観葉緑樹へ鳩が宿り木する、しかしどういう訳なのか?白鳩ばかりだ。

      hawaiian_regent_smb.jpg       

               Hawaiian Regent Hotel #401



3.三度目はアウトリガー・プリンス・クヒオ・ホテル、ココも現在所有権変遷し「 ヒルトン・ワイキキ・プリンス・クヒオ 」へと改称してしまった、だが建物は以前所在地のままクヒオ・アヴェニュー| Kuhio ave.へ立地している。

クヒオ・アベニューは海岸通りから1区画入った街路なんだが、宿泊客室低層階だった為だろうか?週末は、注2/ぺディ・キャブの大音響音楽・車騒音・パトカーサイレン・爆竹等、リゾートらしい喧騒聞こえてくる。
ところが、毎日プレイするゴルフ疲労感と翌朝早起きの為、夕食後は夜遊びもせず就寝早目だった、したがって全く気にならず眠り妨げられる事も無かった。

また、ミニ・キッチンネットにはコーヒーメーカーや、数種のウィスキー・ミニボトルと製氷器等付随していた為、朝夕ワンブレイク派に細やかながら都合良いのかも知れない?

      outrigger_prince_kuhio_smb.jpg     
            Outrigger Prince Kuhio Hotel #312



4.四度目、多勢理由からコンドミニアム利用だった、海岸通りから2ブロック入ったアラワイ運河へ程近い場所へ立地し、自炊可能設備付帯するアストン・アイランド・コロニーである。
食器・コーヒー沸かし・大きな冷蔵庫・生ゴミディスポーザー等、諸々配備され近隣スーパーから食材購入すれば、常夏南洋ライフ・スタイルを束の間味わえる。

また、多少食傷気味ワイキキ・ビーチからは距離が在る。しかしながら、今回レンタカー利用しノース・ショア方面等、ワイキキ以外のビーチ予定していた為、メインストリート混雑影響されない立地、却って良いロケーションとなるのだ。

そして宿泊は24階、夜マウンテン・サイドが素晴らしい景観醸し出す、林立した建物窓明山麓まで続き「 熱海 」どころではなかった、意外と知られていない夜間海岸景観、実は殆んど暗闇存在するのみで魅力的とは云い難い。

ところで御存知であろうか?赤道直下にも拘らず就寝時エアコン無用な事。
何故なら海洋性気候のハワイ諸島特性、夜間開窓すれば山風へ恵まれ、エアコンよりオープン・エアが心地良いからだ。この部屋は、開口部二ヶ所理由から涼風吹き抜け、サッシュ全開ではカーテン吹流し状態、真横へ飛ぶ程であった。


     aston_island_colony_sm.jpg          

         island_colony_kitchen_sm.jpg
          Aston Island Colony condominium #2402


この記事記述時、一応ネット・チェックしてみれば各宿泊施設の所有権移動した物件も存在し、別名ホテル観るに及び、過去日本発バブルがこの楽園へ少なからず影響与えた旨聞き及んでいたが、その一端垣間見させられ恐縮する思いだった。



注1/ 詳細省くが、18世紀大英帝国は植民地支配における、奴隷貿易権付の国債発行とその需給関連する経済大恐慌が起こり、その後「 南海泡沫事件 」と呼称された。(南海 | South Sea co.ltd.)

注2/ ワイキキ海岸通り走行する「 サイクル人力車 」、後部座席へ大型スピーカー設置させ、客引きの為ヴォリューム・アップしながら流している。


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ひまわり遺物 / ポタリング

Remains of Sunflower | Pottering 20090913

稲穂は青味を帯び、垂るる穂頭(コウベ)を未だ持たない!

ナントナク気になる為だろうか?春夏秋冬:年4~5回この田園地帯へ向かう様になってしまった、恐らく日曜農免道が車不在で直線路長く信号なし、その上ナチュラルな芳香も嗅覚刺激し、「 ペダル心地 」良いのであろう。

前回走行の田植時期から約3箇月経過し、手塩に掛け育成された稲苗は近々収穫期を迎える、今月中全て刈取られるであろう稲穂、光合成不足影響も在るのか熟成寸前の青味残し、「 藁色 」まで残す処10日前後か?

天高蒼空には、収穫スタンバイするなびく秋雲。
収穫作業終了も想定するが彼岸連休再訪予定だ、藁色の「 穂頭垂るるショット 」間に合うよう、豊穣神へ祈念しておこう。

                       Rice !
         just_before01.jpg
         just_before02.jpg
                     Sunflower ?


このナルシスで大仰な花弁持つ向日葵は、年々品種改良も進み大小様々な種類が存在する・・・のだそうだ。盛夏においては、大きく咲き誇り尊大な自己主張するかの如き大輪も、晩夏では淑やかに慎ましく開花している佇まいだった。

草花疎い為、帰宅後早速物知り達へ花名を質問してみる。
すると方々曰く、多少小振りな『 ガリバー向日葵 』では、否々『 ルドベキア 』に違いない、まてまて『 小型向日葵 』だ!?

此の如し、結局拙作不鮮明写真からでは花名明らかにならず不明のまま、快く対応して頂いた「 町の博士達 」へ大変恐縮なんだが、ひまわり撮影して来たつもりだから、私はソレで良いと思っている・・・・なら聞くな!って、それもそうだ。



さて「 米&ひまわり 」を見ていたら、昔の映画シーン思い出した。
古いイタリア映画なんだけど、『 にがい米 | Riso amaro 』と云うジュゼッペ・デ・サンティス監督作品、少年時代に淀川長治氏解説付 TV で見た記憶がある。

農繁期派遣労働者:シルヴァーナ・マンガーノの、未だ瑞々しい演技と裸体等はないのに、刺激的で官能的だった印象が在る、他出演作にはルキノ・ヴィスコンティ監督`ベニスに死す`等、著名女優若かりし頃の作品。
物語は、北イタリア・ポー平野の水田地帯を背景とし、大戦後貧しかった出稼ぎ労働者達の悲哀、またイタリア式田植えスタイルや稲作収穫風景が珍しく、新鮮さと共に強く心象風景へ残った。(1949年公開/日本公開`52年)

もう1作品は、巨匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品『 ひまわり | Sunflower 』である、サウンド・トラック作曲者ヘンリー・マンシーニ、胸に浸入るタイトル・チューンは大ヒットした。(1970年公開)

結婚早々出兵したまま行方不明となった夫:マルチェロ・マストロヤンニを、終戦後も捜し続けた結果、ロシア国内に「 それらしき人物 」情報得られ、藁をも掴む思いの彼女は彼地へ向かった。
しかし、悲しく空しい現実知り身を引く妻:ソフィア・ローレンが、広大な平原群生する圧倒的な「 ひまわり 」畑中、彷徨う姿美しくも哀しい心打つ「 お涙頂戴名作!」なんだが、強烈な反戦映画でもある。

その群生する`ひまわり残像`が、収穫直前の田園風景とリンクした。


        l_girasoli1970.jpg just_before03a.jpg riso_amaro1949.jpg
                   Trip meter 20.37km



09:12 : ポタリング:自転車トラックバック(0)  コメント(2)

金色の午後 / ポタリング

The Golden Afternoon | Pottering 20090927

  harvest_time01.jpg

前回から13日後、約束通り!?ポタ再訪した。
収穫終了危惧したがどうやら間に合ったようである、遠景から既に色彩変化は感じられ、空気も風も芳香も「 藁色 」へと変化していた、しかも稲穂豊穣る程慎ましく頭垂れ、藁色から更に『 黄金色 』へと見事色味を増し風味も良さそうだ。

また、アレから防護ネット耕作地全体へ張られ、収穫準備は万端整った。既に週末、作物刈取り終え干し藁乾田もチラホラ存在しているようだが、今週初から始動するであろう最農繁期、稲作総仕上げ『 金色の収穫祭 』へと突入してゆく。

実を云うと今件タイトル『 金色の午後 』なんだが、英国人文学者の注1/ルイス・キャロル氏 | Lewis Carroll 著作物原文から抽出したものだ。

その作品とは、『 不思議の国のアリス | Alice in Wonderland 』。
不条理文学の著名ファンタジー背景が「 川面と小舟 」なら、今件借景とするのは長閑な「 田園と自転車 」、黄金色稲穂から脳内シナジー働いたのか、フッと思いつきタイトルとして戴いた、その原文書き出し以下センテンスから始まる。

All in the Golden Afternoon
Full Leisurely we glide;
For both our oars,with little skill,
By little arms are plied,
・・・・・・・

すべては黄金色の昼下がりのこと
ぎこちない手で櫂を操り 川面をのどかに滑っていけば
幼い子等にせがまれて
・・・・・・・


日本の農村何処にでも在る見慣れた晩秋風景から、自然温もりと生命営み深淵さ感じ、陽だまり中暫し滑る操脚休め、「 トキの流れ 」へ浸ってみた。
                  
            Golden Rice in The Harvest Time.
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           Trip 36.79km     (C)John Tenniel



注1/チャールズ・ラトウィッジ・ドジスン氏 | Charles Lutwidge Dodgson のペンネームである、イギリス文学史へ類い稀な存在として名を残した。気になる作家名由来だが、本名英文字入れ替え創作されたのだそうだ、執筆傍ら数学者でも在り、オクスフォード大学教授として教鞭とっていた。


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