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デッサン・ド・ムジィーク / 不運な事故

Dessin de musique | Unfortunate accident.

ファンとして勝手ながら思っている、「 何かやり残し感 」持つアーチストだ。英国三大ギタリスト中、御二方からはその様なイメージ持たないのだが、この方は未だ燃え尽きていない、不完全燃焼で燻ぶり続けた硬材、しかも一般木材ではなく、芳醇備えた香木如きキャラクター感じていた。

そして、当初より今日まで「 姓名+グループ 」を冠称として来た事や、演奏ドタキャンから契約問題起こしたり、究音シビア故の誤解招きかねない言動も在る、そんな過去経緯からエゴイスティックオーナー想起される為か、本人意図とは乖離した不本意な肩書きで形容される嵌めになっている次第。

『 孤高のギタリスト 』や『 孤独の英雄 』、『 ギタリストは2分されジェフ・ベックとその他 』などと云う、伝説めいたセールスコピー付与されつつ、ストイックイメージ甘んじて受けて来たが、穿って観れば「 奇人変人 」扱いであり、彼のみ成し得たギターイノベーション賞賛する形容詞如く受け取れるものの、英国的シニカルさ借用すれば、毒気多分に含む皮肉をレトリック表現したとも云えなくはない。

しかしながら、巷へ殆んど洩れて来ない実際のベック氏は、気さくでウィットとユーモアへ溢れる、お洒落な知的英国紳士でもあるのだ、その素顔意外と知られていない旨、雲上人ゆえ致し方ないだろう。


さて1969年8月、例によってウッドストック出演をドタキャン後、第一期JBグループ解散し次ステップ計画では、バニラ・ファッジ | Vanilla Fudgeの強力リズムセクション、ティム・ボガード氏(B)とカーマイン・アピス氏(Ds)、そして第一期から残存したロッド・スチュアート氏(Vo)をキャスティング、CF撮影なども行ないつつレーベル調整も順調に進み、契約書取交わしも間近へ迫っていた時期・・・・・。

同年11月3日、「 好事多魔 」ドライブ中飛び出してきた小動物(野犬?)避けようと、ハンドリングした為対向車線走行して来た車へ衝突、頭部などに全治3ヶ月の重症を負い、その結果絶対安静余儀なくされ、唯一ツェッペリンへ対抗出来るスーパーグループ出現は、残念ながら儚く自然消滅してしまうのだった。

そして1970年2月、「 不幸中の幸 」後遺症もなく無事退院、リハビリ後ギタリストとしての復帰は支障なかったものの、現在も鼻間へ残る傷跡が奇跡的生還だった事を物語っている。

     jb_truth_sm.jpg         jb_ec_sm.jpg
         Truth'1968          Emotion&Commotion'2010


実は、この不運なアクシデントには予兆が・・・・・・、上記左側ジャケットデザイン内には「 ソノ証し 」少なからず想起出来る。事故との相対関係全くないとは云え、野次馬的考察巡らしても面白いかも知れない?

アルバム`Truth`中心へ配された印象的なイラスト画は、若い女性のプロフィール(横顔)が描かれている。その対象モデルとなった人こそ、当時ベック氏ガールフレンドでファッション・モデルとして活躍していた、セリア・ハモンド嬢だ。

現在のセリア・ハモンド氏は、Celia Hammond Animal Trust 称する動物愛護団体代表職として社会活動しており、義足の動物愛護運動家へザー・ミルズ・マッカートニー氏(現P.マッカートニー氏伴侶で毛皮&屠殺反論者)とも交流する、筋金入りヴェジタリアンなのである。

因みにベック氏も、1968年から40年程「 動物愛護 + 非肉食主義 」貫いているようだが、恐らくこの女性とお付合いした経緯から、多大な影響受けたのではないだろうか?などと時系列的事象も含めつつ、勝手ながら独断推察した。

氏若い頃から、犬や猫など数十匹のペット達と一緒に生活していた旨、聞き及んでいるし、つい先日コンサート会場においても、注1`Folly WildLife Rescue`の後援者として、動物病院設立計画が認可されるべく、支援する旨コメントしており、現在も「 動物好き 」変わらないだけではなく、動物愛護活動家としてのベック氏素顔を、ステージでも垣間見せている。

したがって交通事故因果は、「 氏素顔 」象徴するトラップ!とも思える次第、後年BB&A(トリオだったが)で、超絶サウンド実現され大成功しているものの、惜しまれるのは事故さえなければ、旧友仲違い原因の`You shook me`曲想が、ZEPとの比較でよりハスキー&ブルージィー、且つパワフルな印象だったに相違ない。

                       
 Jeffbeck_unfortunate_accident-sm2b.jpg
       `Unfortunate Accident` Jeff Beck group 2010.
               Enlarge size :click here.


2010年ジェフベック・グループは、キーボードのジェイソン以外リズムセクションを一新し、`The art of noise`や`Yes`プロデュースで名を馳せた、元バグルスのトレバー・ホーン氏迎え、年初より下記ニューグループ + オーケストレーション率いつつ、大所帯興行スタートしている。

しかしながら、同時期発売された上記右側ニューアルバム、録音が2009年度末だった為だろう、前メンバー「 タルとヴィニィ 」在籍中収録された、したがって本年度「 ロンダ・スミス&ナラダ・マイケル 」両氏参加で、ドラミング重量感やバス・スラッピングの相違、ライブでは感じ取れるのではないだろうか。

       ・Jeff Beck :Guitar
       ・Jason Rebello :Keyboards&Guitar
       ・Rhonda Smith :Bass&Vocal
       ・Narada Michael Walden :Drums&vocal
       ・Joss Stone :Guest Vocalist
       ・Imelda May : 〃   〃
       ・Olivia Safe :  〃   〃

さて、ジェフ・ベック氏使用楽器についてだが、BBA 来日ステージでもストラップしていた伝説?の「 濃茶レスポール 」、オリジナルは`ゴールドトップ`の塗装変更機種なんだが、(コレクターにとって)喜ばしい事に2009年ギブソン社から、レプリカモデル「 オックス・ブラッド1954 」として発売されるに至った。

シリアルナンバー刻印する限定150台中、50番まではネックヘッド裏側へ氏直筆サイン付モデルである。ギブソン社販売価格は8.235$、しかしながら現在恐らく入手不可、或いはプレミアム値想定され、オークション価格200万円を越すのではないだろうか?(下記左側参照)

また右側は、現在愛用中フェンダー社カスタムショップ特別仕様モデル、ストラトキャスター・アーチストモデルである、因みに此方もオープンプライス設定から、高価格が想定される。


      jbmodel_oxblood54_lespaul-sm.jpg            jbsignature_storatcaster-sm.jpg
     Lespaul Oxblood'54.       Stratocaster Signature.


ところで、下記 You Tube 映像は2010年4月来日時、TV ニュースでジェフ・ベック氏を珍しく特集したインタビュー風景なんだが、多少畏まっては居るものの、緊張気味女性インタビュアーへの気遣いなど感じられ、氏素顔を少なからず垣間見る事出来る・・・・かも知れない!?
 Jeff Beck on Japanese TV program "NEWS ZERO" (2010.04.13)

本名 :ジェフリー・アーノルド・ベック氏 | Geoffery Arnold Beck.
1944年英国サリー州ウォリントン出身、ご存知「 ザ・ヤードバーズ 」初代ギタリストのエリック・クラプトン氏後がまへ、トリデンツというセミプロバンドから`66年2代目ギタリストとして抜擢され活躍。その後、幾多の遍歴を経て現在では、各音楽カテゴリー著しく超越したギター・イノヴェーション紡ぎ出し、新ジャンルを構築する近代稀なミュージシャン、ギタリスト界の至宝でもある。



注1/ 孤児の野性動物や鳥を保護し、怪我の手当てやリハビリ等を行なっている、英国チャリティー団体

※ 楽器掲載写真はカタログより引用させて頂いた。

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13:19 : デッサン・ド・ムジィークトラックバック(0)  コメント(0)

歴史刻んだ暑気も彼岸まで

Historic Summer's till equinox.







      Historic Summer01sm
                    黄昏 / 20100919












      Historic Summer02sm
                    空蝉 / 20100919









20:01 : 写  真トラックバック(0)  コメント(2)
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