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デッサン・ド・ムジィーク / 総べてはアノ日から

Dessin de musique | All were the day.

スター等憧憬する「 ファン 」を、辞書引けば「 ファナティック | Fanatic 」の略と記載されており、意味は「 狂信者・熱狂者・熱中した人 」であるが、昔日とある日都内歌舞伎座近くの仄暗い映画館内、適切用語かどうかは別に、狂信者達の叫喚と表現しても過言ではない程、異様な光景が目前へ繰り広げられていた。

観客席においては場内整備員の制止振り切り、少女達数人がステージへ駆け上がって映像撫でまわし、処々からヒステリックな悲鳴や啜り泣く嗚咽が洩れ聞こえ、腰も砕け失禁状態で通路へ居座り、或いは呆然自失し背負われ担がれる者、そして放心したまま担架護送され、挙げ句気絶し救急搬送、加えて数台のパトカー駈け着け等々、劇場内騒然でサウンド・トラックも殆ど聴き取れず、映画鑑賞どころではなかった。

一方男子、主役達デビュー時襟なしスーツ(ピエール・カルダン)を、カスタム・メイドしたのか?館内闊歩するコスプレ族も居り、私は羨望と嫉妬入り混じる不正直な眼で、兄輩達観て視ぬフリ演じている。そして成人が同行していたとは云え、修羅場如きシチュエーション参加は貴重な体験であり、発作まがい熱狂者殆んどが当方より多少年長の、少女やうら若き女性達だった、次第。

これら、数十年前ロードショー公開された或る映画館内の出来事顛末で、年端も行かない私へ多大な影響と、強烈なカルチャーショック!与えた事勿論なんだが、摩訶不思議な「 異性の性 」を、お姉様達通じ垣間見るオマケまで附く始末。

邦題『 注1/ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! 』は、国内興業が1964年8月1日より、東京・東銀座へ所在した松竹セントラル劇場(銀座松竹)で先行公開され、同月20日以降関西地区及び全国津々浦々へ配給、どの会場でも徹夜組が出たり騒動巻き起こしながら、旋風伝播していったのである。

少年期刻印された鮮烈な記憶は、生々しいアルカリ系臭気(尿)と共に現在でも甦るのだが、情報スピードに限界在る時代、雑誌やラジオ音声でしか得られないアイドル動向、ライブではないものの「 動くビートルズ!?」への興奮度は測り知れないモノが在り、情報イノベーション未開拓ゆえの希少飢餓感、或る意味「 昭和の抑圧 」を開放され、失神者や失禁者続出するなど、平成若者からは想像し難い現象なのかも知れない。

ご承知の如く、その後彼等四人は其れまでの伝統的観念や規範を覆し続け、高を括っていた良識在る大人達の意へ沿わず、次世代若者に意義在るメッセージ発信しつつ、俄かに信じられないだろうが、世界基準を次々と変革していくのだった。

アレから半世紀程経過した現在、戦前価値観持つ当時有識者達の眉根歪ませた由、大人分別として致し方ない様に思える、想い起こせば総べてはアノ日から・・・・・・。


  the_beatles001smc.jpg  
        `A Hard Day's Night` featured The Beatles '64.
                  Whole size :click here
                
                 Guitar&vo :John Lennon
                  Bass&vo :Paul McCartney
                 Guitar&vo :George Harrison
                 Drums&vo :Ringo Starr / Mr,

遠い過去体験ながら、ビター・スウィートな想い出として心象風景保存されており、塵埃まみれつつ在る冒頭エピソードを、注2/コレクティヴ・メモリーとして描写したくなった動機は、以下の直近話題がキッカケである。

既に開催まで一年を切り、カウント・ダウンも始まったロンドン・オリンピックへ絡む事なんだが、先月7月12日夜(日本時間)英国発特派員報告として、開会或いは閉会式セレモニーで英国が生んだ世界の顔、ザ・ビートルズが再結成され!?特別パフォーマンス行うなどと云う、荒唐無稽なトピックスが誠しやかにネット内席巻し熱くしていたのだ。

記事内容はビートルズだけに留まらず、大英帝国大物ミュージシャン競演へも及んでいるようだ、しかしながらネタ元がゴシップお得意タブロイド版大衆紙「 ザ・サン(電子版)」である、したがって信憑性疑念から鵜呑みには出来ない。
とは云え、「 火の無い処に煙・・・ 」の先人訓も否定出来ず、歓迎したい情報では在るものの消極的期待と云う処だろう。

北京五輪閉会式セレモニーで、次回開催代表したジミー・ペイジ氏の演奏未だ記憶に新しいが、レッド・ツェッペリンは'07年ロンドンO2アリーナで、故ボンゾ御子息ジェイソン氏加わり復活が在った。したがって、故レノン&ハリスン両氏御子息お三方もプロ・ミュージシャンである為、同様に再編成可能性!?無い訳ではない。

現実味在る情報ならば、世界的ビッグ・ニュース間違いないだろう、だが青春時代思い入れ持つファン方々においては、微妙な心理も働きつつ賛否両論在るかも知れない?何れにしても、暫し事態見守る事にしよう!

下記は、当時劇場内購入したパンフレットだが、憧憬したアイドル情報摂取する為、乾きを癒すかの如く印字貪り愛読した記憶がある、ところが丁寧な扱いしたとは云え、経年変化だけではなく処々擦り切れ、四隅は少なからず丸みを帯び、黄ばみや劣化等々、ほぼ半世紀程経てきた貫禄!?示してもいる。

'64年本邦初公開以降、過去二度('83年/'01年)デジタル・リマスターなど施し再ロードショーされ、其の際も趣向それぞれ凝らしたパンフレット販売しており、当方所蔵冊子はそれらと装丁異にする初版モノなんだが、ネット内チェックしたものの、残念ながらオークション価値在る訳でもなさそうだ。


  aharddaysnight_beatles-001smb.jpg aharddaysnight_beatles-001sma.jpg aharddaysnight_beatles-001smc.jpg 
                   Movie Pamphlet'64


注1/ 英題`A Hard Day's Night`は、英国内で撮影されたザ・ビートルズ主演のモノクロ・セミドキュメンタリー映画。
リチャード・レスター氏監督の下'64年3月1日クランクインされ、同年7月6日ロンドン市内のパビリオン劇場プレミア・ショーには、英国王室からマーガレット王女やスノードン卿も御臨席の上公開された、配給元ユナイテッド・アーチスト。

また邦題考案時、「 他フィルムと混同翻訳 」の噂聞き及ぶ、そう云われれば英文原題から閃いたとは思えない程、優れたキャッチコピー如きインパクト持つタイトルだ。当時ご担当されたのは、後年映画評論家として著作やテレビ番組などで御馴染みの、日本ユナイト映画へ勤務されていた、若き故水野晴郎氏により名付けられたそうだが、今となっては御本人のみぞ知る逸話。

注2/ Collective memory | 共有する記憶 :或る共同体へ属する人達の心中に、共存し継承されてゆく思いやストーリー或いは記憶遺産、と云う意味。

※ 内装イメージは当方想定描写の為、当該施設とは相違する旨ご了承頂きたい。

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01:39 : デッサン・ド・ムジィークトラックバック(0)  コメント(2)

季節外れ雷光はゲリラ豪雨兆し?

Lightning bolt, sign of heavy rain ?






       enrai_001sm.jpg
                   夕闇の雷灯 / 20110806












       enrai_002sm.jpg
                   しじま裂く遠雷 / 20110806









00:14 : 写  真トラックバック(0)  コメント(4)

児童戯画とヘタうま、或いは抽象画

Kid's art & Hetauma or Abstract.

オランダ碩学大家ヨハン・ホイジンガ氏著書に、人類文化と遊戯の関係を根源まで掘り下げつつ、創造性原点探求した「 注1/ホモ・ルーデンス | Homo Rudens 」が在る、学生時代多少難解ながら、夏休み利用し辞書傍ら読み通した。

『 遊び 』は、人間の根源的欲求であると同時に最も高貴な機能へ属し、其の精神性喪失した社会は退廃危機孕む事も在り、高度に発展した現代社会では、この根源的欲求忘れがちとなり閉塞状況へ陥るケース少なからず存在する。こうした事態打開する唯一の手段は、人間性原点(此処では遊戯)に立ち還る以外方法がない・・・・、ミタイナ内容だったように記憶する。


世に云う処の『 ヘタうま 』は、如何様な作品なのであろうか?
漫画やイラストや書画など描かれる作品だけではなく、楽器演奏評する際にも適宜使われる用語であり、『 本流から外れ技術や完成度満たさないものの、人を惹きつける個性的作品 』を指すようだが、定義在る訳ではなく焦点が個性や感性といった客観性乏しい視点頼る為、ヘタうまか?単なるヘタか!の曖昧さも在り議論分かれる処だ。

注2/時系列的に、小松崎茂氏など活躍した月刊漫画雑誌(少年・冒険王・少年画報等)が1950年前後創刊、その後週間誌(サンデー・マガジン・キング)発刊、そして其の発展型月間誌も加わり(ガロ他)、且つ美術館等でシュールレアリスム作家達の特異画風公開など、若い作家育む環境整いつつ表現多様化促進され、'60年代中頃よりイラストレーター隆盛と共に、亜流として下手作風も芽生え始める。

またトキワ荘世代の漫画家以降、'70年代にはギャグ系の谷岡ヤスジ氏やシュール&前衛的なつげ義春氏など登場し、ヘタうま範疇ではないものの、ユルイ感覚打出す先陣切っていたのではないだろうか?
その様な時代潮流の中、'80年代へ入り「 ほのぼの・ユルイ・素人っぽい・下手!?」を技法としてポジティブに駆使する、遊び感覚溢れる作風が『 ヘタうま 』呼称しつつカテゴライズされ、テレビ番組でもお馴染の蛭子能収氏なども輩出してくる。

一方海外(米国)では、'70年初頭~'80年頃のN/Yアートシーンにおいて、バッド・ペインティングやニュー・イメージ・ペインティング、或いはハイに対するロウ・アート等と呼称され、『 技術的稚拙さ在るが際立つセンス 』を最大特徴とするパラドックス作品(矛盾語法)として、サブカルチャー巻込みながらソーホー地区など中心に広がっていった、代表的なアーチストとしてキース・ヘリング氏がいる。

概して云えば、時代と共に制度完熟した社会底流にはモラル・ハザードが発生し、多少毒気在るギャグやデフォルメ、或いはシニカルさやアイロニィ含むカウンターカルチャも育成されながら、時代過度をダメージ・コントロールして行く!?・・・・・其の様な役割を『ヘタうま』が負っているのではないだろうか?

   
  uma002sm_tsuge.jpg    uma001sm_yasuji.jpg    uma003sm_haring.jpg
      ©Y.Tsuge         ©Y.Tanioka        ©K.Haring


さて、手元資料へ厳重保管する親族や知人など、身辺子供達の幼少期戯れつつ真剣に描き残した『 絵や手紙:児童戯画 』、数十年ぶりで紐解き観察すれば、抽象及び具象画の大家ホアン・ミロやマルク・シャガール、或いは書家の相田みつを等、各氏作品と比較しても見劣りしないばかりか?其の描写力に驚きを禁じ得ない。

多少緩やかに解釈する旨お許し頂ければ、大家未発表作品へ邂逅したかの如き錯覚へ囚われ、今更ながら子供達の仕業秀逸さへ、気持ち新たにさせられる。
聞き及ぶ処では、時折憑かれた様に才気走る童子現れる為だろう、中世封建社会の制度に於いて、7歳以下児童を「 神子:七つ前は神の内 」として扱う風習、洋の東西問わず近似するもの認められるようだ。

そんな幼少期児童がお絵描きする際、無我領域へ無心で踏み入り自由奔放に描いている様子判る、したがって仕上げられたモノ(作品!)には邪気が微塵も感じられず、遊戯と真面目狭間を無意識に行き交っている、まさに『 ヘタうま 』の原点であり、真剣な遊び出来る!?証拠だろう。

しかし大人達は、成長過程で社会的教養など躾けられる為、感情や感性の抑制過剰へ陥りがちだ、ホモ・サピエンスとして本来持ち合わせる自由を、常識感や規範等バリヤーで自ら呪縛し、無邪気とは無縁の環境から脱せず、下記画像如き無謀で自由闊達な筆遣い忘れ、巧く描こうと邪心もたげてしまう。

特に抽象画では、意図的な抽象化及び簡略化、云い換えれば童心帰依や形而学的思考を、愚鈍に行えば陳腐な形骸化免れない、そして描く過程で或る段階経ない限り、目指す領域へ簡単には辿り着けず、独創性を得易い反面茨の道も待つのだ、まして好事でメシ喰うならば、相応の苦悩や葛藤覚悟せねばならない。

その上で、自ら切磋琢磨し無邪気の極み求め、比類無きオリジナリティ求める修験者如く、邪心捨て去り越山叶った暁には、抽象画彼岸へ到達可能なのかも知れない。

ところで、考えも及ばなかった空間デザインにおける『 ヘタうま 』如何、該当カテゴリー存在せず不明なんだが、敢えて考察試み挙げてみれば、ディズニー空間のツーンタウン・デザインが其れに充たるかも知れない。また、デコンストラクション(脱構築主義)建築の旗手、カナダ出身建築家フランク・ゲーリィ氏 | F.O.Gehry 作品などは、抽象絵画へ該当するのであろうか?

何れにしても空間を『 ヘタうま 』仕様とした場合、機能性や建物構造や施工費用等への対処、難儀する由想像へ難くない、従って現実的には限定エリアや特殊依頼など成立条件も限られ、街中殆ど見掛けないのだろう、あくまでも個人的見解として冒頭『 本流から外れ~惹きつける個性的作品 』へ、充て嵌めて見ればの話である・・・・・。


                           A
            kids-101sm.jpg
      B kids-001_a.jpg kids-001_b.jpg C
           dsney_toontown001sm.jpg D
           f_gehry002sm.jpg E                                                       
                A/ 男児5歳:自画像(大人補佐在り)
                B/ 男児4歳:伯父へ対する近況報告!?
                C/ 女児7歳:手紙付随した挿絵自画像
                D/ Toontown,©Disney
                E/ MIT stata center,©F.O.Gehry


クリエイターだけではなく、「 好きな事:遊び 」延長が職業となる大人達少なからず存在する、顕著な例はプロ野球やサッカー選手達。
幼少時、野球やサッカーを勉強とは誰も云わない、ピアノ学習は一般的だがピアノ遊びはイレギュラーだ、学芸会で舞台へ上がる又は役者が戯曲演じるであり、役者遊びするとは云わないだろう、男色趣味と勘違いされるのがオチだ。

因みに、英語においては上記行為全て『 Play | 遊ぶ 』用いる旨、中・高生以上ならば周知であろう。古語少なからず残る英国に、ルーデンス(遊戯)が脈々と継承されている証でも在る。実は、我国にも近似する云い回し多少残っており、皇族や高貴な方々振舞い或いは神官行為、古来より「 ~遊ばされ 」などと「 Play 」用いられている。

斯様に、人間社会は「 遊戯 」をルーツに発展過程で希釈されつつ、政治制度や冠婚葬祭や戦争でさえも遊戯から構築して来た、したがってヘタうまや抽象画に限らず、如何なるシリアス案件でも、児童戯画の如く人間本来「 遊戯心 」忘れず対処すれば、何事も上手く運ぶのではないか、・・・・・・と思うのはチョット過言だろうか?



注1/ 人類:Homo + 遊戯:Rudens 融合する造語タイトルに、『 人間は遊ぶ存在 』との仮説から、人類のあらゆる側面分析し立証試みた著作。
子供の遊びだけでなく、企業活動、冠婚葬祭、政治、行事や制度、果ては戦争までも含め、ヒト諸々行為全てに遊びの様なルールや、開始と終わり存在するプレイゲーム的側面観察出来る等、言語学的弁証通じ論説している(中央公論社:高橋英夫訳)。

注2/ 因みに、月刊少年は1946年、冒険王'49年、少年画報'50年各創刊、週間漫画雑誌はサンデー・マガジン共'59年創刊、月刊雑誌ガロ発刊は'64年だが、'68年増刊号「 つげ義春氏特集:ねじ式 」は、記念碑的作品として留められた、ルネ・マグリット回顧展は'71年東京国立近代美術館で初公開。
また、イラストレーターでは横尾忠則・宇野亜喜良・伊坂芳太郎・黒田征太郎など各氏群雄割拠した時代でも在った。

※ 各作家の作品は転載したもので、説明上引用させて頂いた。

12:12 : 絵画などトラックバック(0)  コメント(4)

発光ダイオード!?な夜明け 

Daybreak of LED.

  led_shelves001sm.jpg

近年の環境問題から、電球光源はフィラメント型 → 蛍光灯型へ移行しつつあったのだが、3.11以降深刻な電力不足招いた事で省エネ国民的関心事となり、最近目覚しい展開見せると同時に、普及拍車掛かる「 エル・イー・ディ | L.E.D 」、日毎喧伝されるキャッチ・コピーには『 発光ダイオード 』名称既にない。

新光源は、当初より`Light Emitting Diode`のイニシャルから、『 L.E.D:発光ダイオード 』と呼称され、一般的には通電する事で光る半導体を云う。
しかし、照明器具としての商品価値は需・給バランス調整段階でもあり、未だ割高感否めずランニングコスト判断へ頼る状況、丁度サナギ期間終え羽化を漸く迎えた処だ、リーズナブル価格には今暫らく時間要するだろう。

ところで注1/PSE法と云う法規殆んど一般には知られていない。経済産業省で管轄する、電気用品安全法(電安法)をアルファベット略称したもので、対象製品へマーク表示する事により、安全性と技術基準満たす意味持ち、非表示では国内流通不可とされているのだ。(Product Safety,Electrical appliance & materials)

新開発案件には度々在る事なんだが、実は法律が追いつかず現在流通するLED製品、「 PSE法 」規制対象外の為マーク非表示で販売されている。既存電化品にも規制対象外のモノ在るとは云え、御家庭やオフィス内使用中照明器具の電球や蛍光灯には、殆んどマーク付きだと思う。

メーカー品であっても海外製造も多く、安全基準不明確のまま流通する現況へ、今般法改正で規制対象品目としてLED製品追加し、一定の安全基準が保証され安心して購入出来るようになる、電球ならば頭頂部か根幹部へ小表記される下記マークを確認出来るだろう、既に本年7月6日公布しており2012年7月1日施行予定。

そして、注2/経産省は規制対象への追加理由を、LED電球が白熱球代替品として急速に市場拡販しつつある一方で、事故等も起きている点配慮、との事。

           pse-002sm.jpg        pse-003sm.jpg
             特定電気用品         特定電気用品以外の電気用品

さて、一般に設計者は電気配線図作成する事稀だが、照明配灯図は天井意匠図と共に担当する、したがって各社照明器具類や光源種などの知識と同時に、照射イメージ感覚も経験値豊富だった・・・・・、だが最近再勉強せざるを得ない状況へ相成る次第!

と云うのも、以前から『 発光ダイオード 』として存在し知識在ったものの、殆んどイベントやディスプレー用途へ限定され、最近まで価格や光量等の問題抱え、照明器具としては製品開発少なからず遅れていた為、予備知識対象ではないと判断し不勉強だった。

ところが、電力逼迫する時勢から各メーカーLED製品軒並み発表し、情報未摂取では業務上支障きたす為、各社総合カタログ取寄せ研究と同時に、現場実体験から「 旬な 」経験値や知識多少得てきた。と云う訳で、究学現在進行形の不肖情報ながら、以下対照表など掲載しつつ、店頭現況などと共に情報リークしておきたい。

LEDは、発熱ない事が耐久性へ大いに影響し、下記条件で20年弱の耐久性、白熱球耐久性が一年弱、相対比較にならない程の差生じる。そして、明るさ単位「 ルーメン:lm 」を用いており、下表6.5wにおいては420lm表示、白熱や蛍光灯電球810lmとの比較で、光束量多少低数値だが照度劣る訳ではない。

また、対象電球は60ワット相当東芝製品、電気料金は1kw/h≒21.7円の東電換算基準に、便宜上一年間の使用料(6h/日)とし、価格帯は定価ではなくオープン価格、特例だがキャンペーンでLED二個セットバーゲン価格(約1.000円/1ヶ)も在った、大手ディスカウンターやホームセンターにおける当方調査。(冒頭写真20110825)
  
       e001-led_sm.jpg       e002-flr_sm.jpg       e003-silica_sm.jpg
          LED            蛍光灯            白熱球

   種類       W数      定格寿命    ON/OFF寿命  年間電気代   製品価格 
  LED電球  : 6.5w  40.000/h   影響なし     308円   1.780円     
  蛍光灯電球:10.0w  12.000/h   回数比例    459円   1.180円
  白熱電球  :54.0w   2.000/h   回数比例   2.562円    137円


職業柄扱う頻度多く在る天井埋込型ダウンライトについて、設計指定し施工現場で実体験してみた処、今までの点光源へ慣れている由かも知れないが、個人的体験且つデザイナー的感受性から、器具機能面への見解として多孔光源が、視覚へ少なからず違和感与える様に思えた、電球タイプはガラス球で覆われ柔和光の為、殊更そのように感じたのだろうか?(下記左図参照)

カタログ案内では、オプションでフロスティ・カバー備える機種在るが別途も多く、しかも装着時の照度少なからず影響受ける事や、取付数量多い場合電工作業員のカバー取付手間、或いは出荷前装着依頼する等、工程上の気配り大切だ。(下記右図参照)

諸注意事項もあり、スライダック機能(調光装置)敷設ケースや、天井内へ断熱処理した際には、器具への耐熱考慮した取付方法、又は対応タイプ電球選定など、念頭におく旨肝要でもある。

加えて、小さく軽量な器具では従来型との球交換問題生じないものの、老婆心ながら重量嵩むタップソケット型は、振動等により抜け落ちる危険性無きにしも非ずで、何らか措置必要かも知れない?、等々今後課題も垣間見えた次第。


      led_dl001sm.jpg      led_dl002sm.jpg
           カバー未装着                     カバー付


注1/ 電気用品による危険や障害の発生を防止する事を目的とした法律。国が定める技術基準に適合し、その基準への適合示す「 PSEマーク 」未表示製品は、国内で販売又は販売目的の陳列をしてはならない。

注2/ 規制対象品目として追加されるLED、ランプでは定格電力が1W以上、電灯器具では防爆型除き、電圧100~300Vで周波数50/60Hz製品、したがってE17・E26口金のLED電球全般が該当する。製造メーカーは対象製品に対し安全性と発光度等の適合確認行い、機器へPSEマーク表示する義務を持つ。

※ 各社製品写真は、カタログより引用し掲載させて頂いた。

13:49 : デザイントラックバック(0)  コメント(0)
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