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施工現場へ降臨する神様達!?

Goshes descend under construction ! ?

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一般の方々には殆ど縁薄い業界話なんだが、設計業(デザイナー)していると本人意図や敬意有無は別にして、現場へ赴いた際『 先生 』呼称を不本意ながら戴く機会多々在り、身に覚え在る業界人もいらっしゃる事だろう。
職方さん達からの(大変恐縮ながら)有難み薄い此の呼称、経験浅い時期は少なからず馴染めなかったのだが、時と共に現場慣習として許容して来た為、名誉の職称!?最近では身に付いてきた。

ところが、業界歴にも薹が立って来た頃ふと気付かされる、建築及び内装工事など施工現場において、先生のみならず『 神様達 』が存在していた事を・・・・・・・?

と云っても、ユビキタス社会のガイダンスではなく、僭越ではあるものの馬齢重ねた故に判別可能とならしめたのか、各職方さんの相対的クォリティ差異、つまり理解力・正確さ・仕上速度・品質・人格など、「 職人技極意 」を見極められる様なったからかも知れない、其の神様をより具体的に申し上げれば、『 神技持主の職人 』と云う事になる。

さて、開設日程を三ヶ月後に控えた或る日、大規模商業施設の内装基礎工事現場で左官職御三方と御一緒した、御年配と中堅の方、そして修行中若者だ。その内、眼光鋭い親方風の年配者は御歳71才、意気軒昂でカクシャクとした現役職人、しかも大先輩職方は下働き若者を、鬼の様な形相で四六時中叱り続けていたのだ、その間中堅氏は何事もないかの如く黙々とモルタルを均す。

憐れな見習い氏、訳も判らず指示に従いオタオタと狼狽えつつ動き回るも、再び烈火の如き怒声を浴びてしまう、と云う繰り返し・・・・・「 鉄は熱い内に鍛て 」なのか?

傍から観ればこの上なく可哀想に見える。しかしながら、御年配職方の奥眼差しには情愛籠もる慈しみや優しさ溢れる旨、私は看破していたので不快感持つ事はなく、近年の内装施工業の現場において、忘却彼方へ仕舞い込まれてしまった「 職人気質 」を想起させ、或る意味微笑ましくもある光景だったのだ。

古来より、職人師弟関係において師匠がノウハウ教えるなど無い、其の為`技を盗め`と躾けられる、「 眼で視て 」或いは「 身体で感じて 」覚える為だ、自分で暗中模索し解答探し出す事から技術が身に付く、職人技は言い訳の利かない世界だからこそ、手間隙掛けても本物を目指しなさい、その様に云いたかったのだろう。

因みに、鬼相演じる此の年配職人が最終工程で、カミソリ状の薄い鏝で均す金鏝押( カナゴテオサエ )は、反射鏡如き均質さで仕上げられ( 職人用語:あたまをはる )、モルタルエッジの半径1ミリ程の丸面取りの極めて精緻な完成度含め、真に『 神技 』領域を拝見させて頂き、鬼と神!?同居する職人極意へ心中合掌させられた思いする。

ところで最近現場へ佇んでいると、厳ついオトコ達に混じり注1/安全靴にヘルメットや安全帯を身に纏い、施工現場で颯爽と活躍する作業服姿の女性達を、数多く見掛ける様になった。残念ながら当方は現時点で未遭遇なんだが、『 女神様 』も内装業界に・・・否!此の現場何処かに、潜んでいる可能性充分在るのではないだろうか?!


注1/ 安全靴とは、ツマ先への重量物落下や釘など踏み抜きから保護する為、靴先や中底へ鋼板又は硬質合成樹脂の芯材用いるワークブーツ類の事。
安全帯とは、高所作業行う場合使用する命綱付ベルトの事、ロープ部分と支持物固定用フック、及び落下時人体保持するベルトから成っており、ベルト併用する点が「 安全帯 」由来である。

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18:16 : 商業施設:  トラックバック(-)  コメント(0)
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