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デッサン・ド・ムジィーク / 私語を交わす涙滴

Dessin de musique | Chatting Tear Drops

モッズ・ルックと云うファッションをご存知だろうか?
1960年代ファッションは、イギリス・ロンドン市内を中心として数多くの先端ファッションが創られていたと云っても過言ではなく、その内の一つが`モッズ・ルック`で御年配諸氏は良くご存知の事と思う。
`60年代初頭、カーナビー・ストリート|Carnaby streetに集まる流行敏感派の若者達中心に、Moderns|現代的・先端的を省略し「 モッズ|Mods 」と称するファッションデザインが発生、その斬新さは世界の若者達に支持受け一世を風靡したのだ。

其の細目は省くが、定義する以下アイテムのみ列記しておきたい。
ダッチキャップ・Vゾーン・チェンジポケット・サイドベンツ・裾スリット等、をデザイン的に取り入れたコスチュームだが、それだけではなく音楽(マージービート)や乗り物(スクーター)等含める、若者達の風俗文化 | Fashion Movement だった。現代のVゾーンネック・スーツは、此のモッズ・ファッション・リバイバルと言っても良いのではないだろうか?多少懐かしさ感じるのは、私だけではないかも知れない。

                
STAEDTLER-EB鉛筆のスケッチ画について、
小粋なモッズ・ファッションを其の痩身に装い、頭髪から靴先までスタイリッシュな完全主義貫くかの如く、抱えるギターまでも感性とセンスで磨き上げ 「 B.Jモデル 」等と云わせしめていた、ローリング・ストーンズ|Rolling Stonesギタリスト、ブライアン・ジョーンズ氏|Lewis Brian Hopkin Jones.へ、オマージュとして描いたレクィエム&トリビュート・デッサンは、18世紀英国で雄牛|Bullと戦わせる闘牛犬流行し、其の開発品種に化身させてみた。(代表品種がブルドック)

演奏時は、ギターを少し右脇斜めに構え淡々と爪弾き、互いにアイ・コンタクト執りながらの演奏スタイルは、まるでメンバー達と和やかに 『 私語を交わしている 』ようにさえ感じられ、スタイリッシュなオカッパ・ブロンドヘアーで、リラックスし正確なカッティングする其の姿は、今も心象風景として私の胸に残る。

しかしながら、周知の如く1969年若干27歳と云う若さながら、豪邸自宅プールに浮かび謎の夭逝をしている為、残念で非業な過去持つ彼に対し、鎮魂の禊ぎとして描きあげたスケッチタイトルは、『Chatting Tear Drops | 私語を交わす涙滴 』。


        brian_jones_vox-mkⅢsm


さて、彼の抱えるギターがどの様なモデルなのか、拙い知識基に考察してみたい。製造メーカーは、ザ・ビートルズ御用達でも著名なヴォックス社|VOXで、品番`MKⅢ`は俗称ティアドロップ(涙滴)型|Tear drop typeとも呼ばれている。

コマーシャルモデルについては、1960年から製造及び販売され始めたのだが、英国内生産コスト増加する関係から、大半はイタリア・メーカーにおけるライセンス生産が主流であった。またB.Jモデルは、彼の主張するデザインイメージ取り入れ、コマーシャルモデルから数年経過後の`64年から製造販売されたようだ。

ところが、上記理由により英国内の製造台数が元来少なかった上、座位ポジション時扱い難いギターだった為だろうか?敬遠されつつ時代と共に在庫僅少と相成り、英国純製機種VOX-MKⅢ B.Jモデルは、世界に数台しか現存していないとの事である!

左側コマーシャルモデル
テイルピースにトレモロユニット装着し、スタンダード・ブリッジ、マイクは3ピックアップ、ネックヘッドはメープル(楓)生地仕上。

右側B.Jモデル・レプリカ
テイルピース一体型ブリッジ(フェンダー製)、マイクは2ピックアップ、ネックヘッド&ボディはアンティークホワイト仕上、ピックガード&マイクフレーム等は、クローム鍍金仕上と成っており、デザインイメージがかなり違う。


        commercial_model.jpg           phantom_bj_sml.jpg
        コマーシャルモデル           レプリカB.Jモデル
         VOX社 MK-Ⅵ         PHANTOM社 MK-Ⅲ BJ-A

美意識への追求が尋上でないB.Jのコダワリと美的センスについて、お判り頂けたであろうか?記述してきた様な経緯持つ此の「 オリジナル`MKⅢ 」も、1964年の米国公演から一年間程しかストーンズ・ステージで使用されなかったようだ。噂によればストーンズ・ベーシスト、ビル・ワイマン氏|Bill Wyman.が`65年からVOX社と契約し、同社ベースギターを使いだしたから・・・・、なんだそうだ?      

下記エスキースについて、写真比較からでは相対的相異判別し難いと思い、デッサンすれば微細で余計な印象などが必然的に薄れ、夫々特徴が際立ってくる為判り易くなるのではないかと拙いスケッチ描いてみた、ご覧頂き参考になれば幸いである。

描く事でスッキリさがより鮮明に浮き上がって来る右側B.Jモデル、記号化されたシンプルさと高質なスマートさが際立つ、ブライアン・ジョーンズ氏の研ぎ澄まされたストイックなまでの美意識&感性恐るべし、それにしても何と誘惑的なフォルムなんだろうか!

ところで番外編なんだが、以前よりB.Jに傾倒されVOXギターを愛用されていた、やはりスタイリッシュな「 ムッシュかまやつ氏 」が、コレクションとして持っていらしたと云う情報も在り、ザ・スパイダーズ時代の映像拝見した様な気もしないではない?不確かな情報で大変恐縮・・・・・調査続行中!

               vox_mkⅢ_jb-model_sm


※ ミュージシャン・デッサンについて、当人が動物似と云う意味ではない旨ご理解下さい、また至らない部分についてもご容赦下さる様お願い致します。

01:24 : デッサン・ド・ムジィークトラックバック(0)  コメント(2)
はじめまして。大変興味深く読ませていただきました。良かったら僕のブログを見て下さい。

2013/10/19(土) 22:59:38 | katsu │ URL | [編集]

Katsuさん、初めましてご訪問&コメント有難うございます。

早速「 僕のブログ 」へ遊びに行かせて頂きましたが、初っ端から素晴らしきギター・ワンダーランド展開されており、既に手の届かない珍品の詳細画像も在ったりで、我が鼓動は熱く躍り本日の秋冷雨も吹っ飛びました!!

ブログ内展開されたギターに対する真摯で具体性に富むコメントや、微細に亘る説明画像の高質さにも感服です。また、永年案件だったムッシュ氏のティアドロップ紛失事件!?も、漸く光明見出せて大変感謝致します。
当ブログでは、時々音楽しますのでお暇な折にはまた遊びに来て下さい。

2013/10/20(日) 21:56:54 | take10n │ URL | [編集]

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