航跡雲と落葉時雨に誘われて

Seduction of fallen leaves shower & contrails.







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                ヒコーキ雲に誘われて / 20171102



       








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                  落葉時雨の中で / 20171102









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我が相棒と新天地を行脚する/2

Walk on the globe with my dear/2

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          Showboat Cafe at Lac Léman (Lake Geneva).

`My dear`と共に行脚する海外渡航の除幕式は20代半ばから。
当時勤務先へ『 欧州デザインを勉強視察したい+?』理由に、17日間もの長期休暇願いを遠慮がちに提出後、上司は役員と一悶着在ったよう聞き及ぶものの辛うじて承認され、或るパッケージ・ツアーへ`我が相棒`と共に参加した。未だ`洋行帰り/舶来品`と云う表現も死語ではなく、円為替レートは304円/$と云う時代だった。

既に社会人3年目とは云うものの、前年より計画し既得保有する有給休暇だけでは日数未足である為、却下も有り得る休暇届けにつき、会社上層部への渉外をして下さった当時直属上司の音楽造詣に深み持つデザイン課長においては、出逢えた事が幸運で今更ながらではあるが大変感謝する次第。

尚、此の初回渡航(渡辺貞夫クァルテット、Montreux Jazz Festival 同行)については当ブログに別途記載在ります為、ご興味ある方は過去トピック*1 並びに*2 などを御手数ながら参照頂きたい。

             * * * * * * * * * * * * * * * * * * *      

そして、再渡航は恩義在る!?上記の大手内装会社退職後。
デザイナー修行時代を無我夢中で駆け抜け、三十路前に自己静思と充電期間設ける意味で、約1年は現実的生活義務から自分を解放し、国内の画廊や美術館・博物館・図書館等へ通いつつ、建築空間や商業施設を歴訪するなど、雑学的向学心と共に小閑時を過ごし、それら調査資料の整理・分析行なった後、情報の検証と総括的意味を兼ね、単独ツアー『 南インド経由~ヨーロッパ 』を発起する。

初回はパッケージ・ツアーなので気後れなどは無かったのだが、自力で未知なる新天地を行脚するには、ネガティヴな不安感も少なからず在り、一歩踏出す為のポジティヴ姿勢必要と思っていた処、折り好く私の動機を起動させる書物にめぐり遇う。

一つは、五木寛之氏1967年小説『 青年は荒野をめざす 』を拝読した事。当時ヤング人気の週刊誌『 平凡パンチ 』連載されていた青春単独紀行で、横浜港発~ナホトカ航路のバイカル号乗船後、ユーラシア大陸経由ヨーロッパ単独放浪しつつ、音楽(ジャズ)と女と酒の自分発見旅行記である。

今ひとつは、単独行脚の動機明確となった後資料集めの最中遭遇した書籍で、舞台美術家・小説家・エッセイスト等、多彩にご活躍される妹尾河童(セノウカッパ)氏執筆された絵日記紀行『 河童が覗いたヨーロッパ 』だ、素描好きの好奇心そそる絵ゴコロ溢れる欧州スケッチ旅行記が、私をソノ気にさせてしまった。

そして最後にもう一冊、『 注1/地球の歩き方 』である、当時は創刊されたばかりの旅行雑誌だったとは云え、先達旅行者情報は当方の旅行基準値策定に役だち、大変参考となる。此れら書籍に触発受けつつ旅行イメージ輪郭が明確に見え始め、航亜 + 航欧への海外単独渡航を敢行した。

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          AIR INDIA's Ticket & Baggage check coupon.

下記地図画像は遊学訪問した欧州各都市なんだが、インド・ボンベイ(現:ムンバイ)からエア・インディアで空路スイス・ジュネーヴ到着後、其の地を拠点にし最北はスイス・ベルン~最南イタリア・ナポリ~最東ヴェネチア(リド島含む)~最西スペイン・バルセロナまでのヨーロッパ各地域を、出発前日本で購入したユーレイル・パス(1st-class)利用しつつ、バッグパッキング&スケッチ・ツアーで五感遊歴したマップ。

しかしながら、夏季南欧の暑気中身軽に移動したかった為、心ならずも理を優先し必需品のみリュックサック携行、我が相棒へはバッグパッキング・ツアー中は、七月と云えども少なからず涼気醸し出すジュネーヴ市内アパルトマンで、避暑!?がてら留守居役を勧める。

自由(低予算!?)旅行と云う事もあってツアー中必需品は、英国トーマスクック社の時刻表(Thomas Cook European Rail Timetable:2013年廃刊)と、ダイヤモンド社発刊直後`地球の歩き方`なんだが、伊・ローマ市内で注2/ ロカンダ宿泊時、同室の各国バッグパッカー達も旅雑誌持ち歩いており、中でも英語版`Lonely Planet`内容は`地球~`と類似する為、相互照覧し既往都市ネタなど交換の際、朗報入手から翌日訪問地変更も複数あった。

また、低予算ツアーにおいて唯一のラグジャリー・タイム目論んでおり、避暑地スイスでの贅沢ながら二度目となる至福ライブ体感、モントルー・ジャズ・フェスティヴァル参観含む意味から、ジュネーブ市内に旅行拠点置きたい旨理解する現地友人好意に甘えさせて頂き、レマン湖畔の氏所有アパルトマン(空室)借用次第。

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      Upper / My Backpacking tour's map on Europe.      
      Middle/ T.E.Express 'LEMANO' 1st class Compartment.      
      Lower / Lo'canda 'CINA' in Rome : Outscale PLAN


   
注1/ 1979年ダイヤモンド社から、ヨーロッパ編とアメリカ編の2冊が創刊。それまでの旅行ガイドブックは、現地の観光スポット紹介が主に構成されていたのだが、個人旅行者の利便をコンセプトに、航空券手配・現地での移動・滞在・諸情報など、「旅行手段のガイド」を中心とした雑誌。

注2/ Lo'canda|イタリア語で旅館・宿屋を意味する。ペンシオーネよりも廉価な宿泊所で、各国バッグパッカーの利用頻度も多く、ユースホステル居室を想起させるドミトリー方式(4~6人同室)のベッド配置。上記画像中、ベッド上に書かれた英文名前は、各国バッグパッカー本人の直筆署名。

14:33 : ヨーロッパ:  トラックバック(-)  コメント(0)

綿雲浮かぶ九天の蒼穹

Cumulus in the east firmament.






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                     漠空の宮 / 20170619











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                   坂上は青天井 / 20170619








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我が相棒と新天地を行脚する/1

Walk on the globe with my dear/1

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過去海外ツアーについて回想すると、職務上の視察旅行、設計提案や会議参加、及び私的旅行など渡航目的は各種あり、地域についても北/中米・欧州・東亜・中亜・東南亜・オセアニア・ポリネシア等、各方面歴訪して来た経緯がある。流暢な英会話と云う程ではない私にとって、世界各地行脚する機会持てたのは以下理由かも知れない。

小学校高学年からの`洋楽嗜好`及び社会人以降の`職業的な冥利`、或いは`アジア新興工業経済地域台頭`などもあり、恩恵を被った!?のではないかと感じている。

洋楽嗜好とは、少年期聴き始めたAM放送局のラジオ関東(通称:洋楽のラジ関)や、米軍極東放送網:FEN(現在AFN)より流れてきた当時洋楽曲歌詞(ビートルズ等)を、英語圏文化に対する溢れる好奇心と興味本位から、和訳が授業合間のルーティン・ワークとなり、コンサイス英和辞典が当時`座右の書`でもあった。

お陰様で、『 道は好む所により易し / What you like you will do well./ 興味や好奇心を持ち熱心に取組めば、道極める事が容易 』実践した故だろうか?中学・高校の英語成績は、勉励結果ではないものの上々次第。(自慢気味につき?恐縮)

後者`職業的な冥利`については、ワールドワイドに出店攻勢掛ける企業の店舗デザイン・セクションへ第二新卒で登用され、米国支社における設計スタッフ不在理由から、米国ヘッドオフィスのデザイナー着任と共に、在米設計スタッフのリクルート及び育成をミッションとし、長期出張扱いで渡米駐在した事。

また、商業施設デザイナーと云う職種がアジアで必要とされた時代に、私は商空間デザイン事務所を設立していた為、機運に恵まれた事。

アジア緒国においては、日本企業的ボトムアップ組織ではなくトップダウン方式を採用しており、且つ右脳的感性が重用されるお国柄の為経営者感性も悪くなく、企業トップがデザイナー優遇する体質や和式成功例を追随する気風もあり、日本人デザイナーにとって時宜を得られたのかも知れない。

更に云えば、音楽や芸術の様にクリエィティヴ表現(設計図や描画スケッチ等)も、或る意味世界共通語の為、言語に頼らず理解可能で海外プレゼンテーションも支障なく業務遂行出来た次第。勿論、詳細説明等において現地語の通訳嬢を除いては、スムーズな進行と云う訳にはいかなかったであろう。

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上記などにより海外出張頻度は比較的多く、パスポートが二冊目になる事も在ったのだが、当方出国時には必ず随行する`我が相棒`が連れ添うので紹介しよう。世界各地ついて来てくれた随行員氏名は、聖書中登場する怪力大男サムソンから命名した、愛すべき我が相棒`サミー:Sammy`である。

サミー氏!素性をご紹介させて頂けば、エース社製のキャリー・バッグで注1/日本製サムソナイト:Samsonite の事。最初のツアーからは既に40年強使い込んできた為だろうか?少なからず気合の入った風合い醸し出す。
他の荷物と差別化する上で、作為的に自前ステッカーなど貼ったりしておらず、全て空港係員が通関時検査済証のシールやステッカーなので、ナチュラル無作為仕様のマイ・デコレーション装丁となっている。

此の相棒、ハードタイプ(表装が硬質)スーツケースなんだが、旅の思い出(土産品)が壊れる不安も少なく、容易な施錠及び旅行必需品を整理し易く、且つ旅行中多少重量増してもキャスター付である為、滑る如く軽快に転がせて大変利便性も高い為、巷間評価の高い(当方においても)シロモノであった。

サミー氏との出遭いは、初海外ツアーで大型カバン必要となり、有楽町交通会館内の鞄専門店で購入したのだが、旅行日数からの推奨品ではなく其のダウンサイズ型、下着等は現地洗濯で良いし必需品も最小限と定めていたからだ、また盗難対象になり易いブランドモノも避けた。加えて、手荷物受取場で他者の誤認ピックアップ防ぐ為、目印用に多少際立つ組合せの柄物スーツケース・ベルトも同時購入。

しかしながら、永年活躍してきた相棒氏も時勢には抗えなくなってきたようだ。
海外においては、空港配送係が乗客手荷物中身を盗む犯罪少なからずある為、施錠は必須なんだが、昨今のテロリスト事件により北米渡航(ハワイ・グァム・サイパン含)においては、注2/TSA ロックが義務付けられ、老健ながら相棒に其の装備は無く、渡米時は未施錠での搭乗手続きとなる・・・・・・。

尚、電磁的スクリーニング検査(X線透視)で開封対象となり、セキュリティロック(施錠)を解除出来ない場合、空港係官が錠機構を破壊する事認められており、その上破壊行為及び内容物盗難などがあっても損害補償は一切ないそうだ。

最後に、相棒サミー氏宛永年功績につき謝意を示したい!?『 世界各国何処までもついて来てくれて、有難う 』 Thank you / Merci / Gracias / Grazie / Mahalo / Obrigado / Danke schön / Terima kasih / 謝々。


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               `Thanks a million to my dear`



注1/ 頑丈で耐久性抜群の鞄メーカー英国サムソナイト社は、1970年代初期にスーツケース製造権を日本企業のエース社と契約、しかし2004年エース社との日本国内ライセンス契約解除した為、日本製サムソナイト・スーツケース製造は終了。翌2005年サムソナイト・ジャパン社を設立し現在に至る。

注2/ アメリカ合衆国国土安全保障省・運輸保安庁から認定受けた、旅具等に備えられた施錠機構の総称、TravelSentry社製、或いはSafeSkies社製。

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春匂の臨海お天道様と雲ごっこ

Playing with clouds & the Sun at spring waterfront.






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                  さざなみ雲上の天城 / 20170324










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                    小粋に綿ぼうし / 20170324









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